2023年9月27日 10:30
喫煙者の飲食店に関する意識調査(大阪編)の結果を公開(2023年7月) 東京との違いから、今後の分煙動向を読み解く
いずれにしても非喫煙者への配慮をする人の合計は、74.0%にも上ることがわかりました。
【東京都との比較】
このデータについてはほとんど違いは見られませんでした。喫煙者の配慮については、東京、大阪関わらず、同じ傾向であるといえます。
◇望ましい分煙環境
飲食店における望ましい分煙環境を喫煙者の方にお伺いしました。
望ましい分煙環境
最も多い回答は「店内に喫煙できるスペースがある」の57.7%であり、半数以上の回答となりました。近くで吸うことのできる環境を求めていることがわかります。
【東京都との比較】
店内禁煙スペースの比率が-1.4%に対して、完全禁煙が+1.5%という数字になっています。これは完全禁煙への意識が高まっている状態であると見てとれます。
◇今後の喫煙について
最後に、喫煙者の皆様に今後の喫煙に関する意識を質問したところ、以下の回答を得ました。
今後の喫煙について
上記の結果からも、喫煙者にとっての最適な飲食店の環境がまだまだ不十分である現状が見てとれます。改正健康増進法施行以降、完全禁煙となる飲食店が増加しましたが、一方タバコを吸う人にとっては、配慮しなければならないことが増えたようにも感じます。