『バクチオール』『ナイアシンアミド』『ワレモコウ』による相乗的な皮膚の老化抑制効果を発見
TCF25の変化
(図. 3B) コラーゲンの変化 / (図. 3C) コラーゲン分解酵素の変化
ワレモコウ
学名:Sanguisorba officinalis
科名:バラ科
属名:ワレモコウ属
耐寒性、耐暑性ともに優れた、強い生命力を持つ植物です。
秋に暗い紅色の花を咲かせます。
乾燥した根茎は生薬として止血や火傷、打撲などに用いられます。
ワレモコウ
4. 『バクチオール』『ナイアシンアミド』『ワレモコウ』の組み合わせがコラーゲン分解酵素を相乗的に減少させる効果を発見 (特許出願中)
オランダビユ由来『バクチオール』、しわ・シミに対する有効成分『ナイアシンアミド』、自社栽培『ワレモコウ』を組み合わせて皮膚線維芽細胞に添加しました。その結果、それぞれを単体で添加した場合と比較して、相乗的にコラーゲン分解酵素が減少することが確認されました (図. 4) 。
(図. 4) コラーゲン分解酵素の変化
【今後の展開】
『バクチオール』『ナイアシンアミド』『ワレモコウ』を組み合わせることで、皮膚線維芽細胞の老化を抑制し、しわの発生や悪化を効率的に抑える効果が期待できます。この研究成果は今後の基礎化粧品の開発に応用されます。