日本の歯科医師たちによる、カンボジア国内の子どもたちの虫歯を減らすプロジェクトが2024年11月に発動!~カンボジア政府と協力して、虫歯のない世界を目指す~
その中で見えてきたことは、一時的、小規模のボランティア活動では根本的に虫歯を減らすことは叶わない、ということ。また、行政が主体となって社会の仕組みを変えることが必須であることでした。そのため、長い年月をかけてカンボジア政府との議論を重ね、ようやく少しずつその意義を共有してもらうことができてきました。
カンボジアは非常に親日的であることも有名で、カンボジアの紙幣には日本の国旗まで描かれているほどです。しかしその理由は、過去に日本が大きな橋をかけるなどの交通インフラの提供をしたり、大規模な洪水対策、地雷の撤去などの大きな貢献をしてきたからだといえます。現在ではその貢献の中心は欧米諸国や中国にとってかわり、カンボジア国内で日本の活動が目立たなくなっていると言っても過言ではありません。歯科医師として虫歯を減らす活動に貢献するだけではなく、未来の日本の子どもたちが生きる世界で、日本がなお尊敬されるような国であるためにも、この活動を日本人が支援すること自体が大切なのだと考えています。
◆協賛の募集について
NPO法人Brush ASIAでは、本活動に対しての支援を募集しています。
職種を問わず(歯科医師、歯科衛生士、カメラマン、日本国内における事務 等)