哺乳瓶はいつまで消毒すればいい?消毒する理由と消毒する3つの方法
哺乳瓶が数本あるなら、大きな鍋を使って一度に消毒することもできるでしょう。
次に、電子レンジを使った消毒の方法です。電子レンジ消毒専用の容器に哺乳瓶と水を入れて、電子レンジで加熱するだけで消毒できます。加熱する時間やワット数は専用容器によって異なるので、説明書を読んでから使うようにしましょう。また、哺乳瓶が耐熱性かどうかも確認する必要があります。電子レンジ消毒の専用容器をそろえる必要がありますが、短時間で手軽に消毒できる方法です。加熱後は専用容器がかなり熱くなっているので、やけどをしないように注意する必要があります。ある程度冷めるまで庫内に置いておき、電子レンジから取り出すのは冷めてからにしましょう。
3つ目の方法として、消毒液を使って消毒する方法もあります。次亜塩素酸ナトリウムという薬液に、一定時間哺乳瓶をつけて消毒します。火も電子レンジも不要で、やけどの心配がありません。消毒後は、そのまま水気を切れば哺乳瓶を使うことが可能です。専用容器に入れたまま哺乳瓶を保管しておくこともできます。しかし、専用の容器や薬剤を購入しなければならないことや、つけ置きに時間がかかることはデメリットといえるでしょう。また、塩素系のにおいが気になる人もいるかもしれません。
このように、哺乳瓶を消毒する方法は1つではないので、消毒にかかる手間や時間などを考えて、自分に合った方法でやってみましょう。
哺乳瓶を消毒するときに気をつけたいこと
哺乳瓶を消毒するときには、まず哺乳瓶の素材をチェックしましょう。煮沸、電子レンジ、薬剤など自分の消毒したい方法が使える素材かどうかを調べます。乳首部分と哺乳瓶本体は違う素材でできているので、それぞれのパーツの確認が必要です。
また、どの方法で消毒するときにも、その前に哺乳瓶は洗っておきましょう。水洗いだけで済ませるのではなく、洗剤を使ってきちんと洗います。乳首部分や哺乳瓶の底は洗いにくい形状ですが、細長いブラシなどを使うときれいに洗うことができます。このとき、ゴシゴシと力を入れて洗ってしまうと、乳首の穴の部分などから裂けてしまうかもしれません。やわらかいブラシやスポンジなどで、やさしく洗い上げることを心がけましょう。
また、哺乳瓶についているミルクの成分が小さなダマになって、菌やカビがついて繁殖してしまうこともあるため、消毒だけではなく普段からしっかり洗うことも大切です。