持たないほうがいいの?! クレジットカードとのじょうずな付き合い方
と呼ばれる、利用額の範囲で返済額を一定額支払う方法の多用です。
たとえば、リボ払いの設定額を月1万円に設定すると2万円の買い物をしても、15万円の買い物をしても、月々の返済額は1万円になるので(返済期間は残高によって異なります)、使った総額を把握しにくい状況になります。
分割払いやリボ払いでは、金利や手数料がかかることはほとんどですので、総額も現金より増えてしまうことになります。計画的な状況でリボ払いを使うことはあってもいいのですが、欲しいものがあるからといって安易にリボ払いをすることは避けたほうがよさそうです。
3.固定費や大きなお買い物はクレジットカード、娯楽や無駄遣いは現金
使い過ぎてしまう可能性のあるクレジットカードですが、光熱費・通信費・家賃・保険料等の固定費をクレジットカードで支払えるものが増えています。いずれにしても支払わないといけないものであれば、ポイントを貯めつつ、支払い漏れの可能性も減り、明細もまとめられるクレジットカードを使うメリットは大きいです。
また、家具や家電など大きな買い物をするのに多額の現金を持ち歩かず支払いができるので、計画的な買い物であれば、この場合もクレジットカードを使っていい状況と思われます。 逆に娯楽や無駄づかいをクレジットカードで支払い、使用状況の確認をしないと、カードがあるからこそ使ってしまう習慣になってしまいます。
この状況を避けられない人は、カードの枚数を減らし、本来使う状況以外は財布に入れておかないことが必要かもしれません。
また、自動車や住宅、出産などで一時的にお金を集中して貯めたい場合は、カードを固定費以外に使わないか、カードを全部解約してしまうくらいのほうがお金が貯まりやすい状況になります。何十年間もこの状態は続けられないと思いますが、数年間程度に集中してお金を貯めたい場合はこの方法もおすすめです。
クレジットカードに限らず、多くのものにメリット・デメリットが存在します。じょうずに使えば便利で使用履歴も残りポイントも貯まりますが、何も考えずに使えば、使い過ぎて貯蓄がしにくかったり、債務が大きくなったりします。ご自身やご家族にあった使い方を考えたうえで、じょうずにクレジットカードを使いこなしてください。