イヤイヤ期をラクに乗り切るための5つの対処法【ラクに楽しく♪特集】
2.親が譲る
親が少し譲ったり、子どもの気持ちを別のものに向けるのも一つの方法。子どもが欲求していることを少し叶えてあげたり、注意を別の方に向けてあげるのもいいでしょう。
3.叱るのではなくて子どもの自尊心に働きかける
たとえば「ママは〇〇くんにこうしてほしいと思ってるよ」などと子どもの自尊心に働きかけるような声かけをしたり、危険なことや社会のルールに反することはダメな理由をきちんと説明してあげましょう。
4.少しでもがんばりがみえたらその場で褒める
少しでも我慢できたら子どものがんばりに対してその場で褒めて達成感を与えましょう。大泣きした後でも「できた自分」というのは子どもにとって自信になります。
5.根気強くつきあうことが大切
最初は効き目が感じられなくても1~4を試していくうちに徐々にその子の特徴やコツがつかめるようになってきます。親が理解を示しながら根気強くつきあっていくと、子ども自身の成長もあいまって、徐々に自分をコントロールする力が身についていくでしょう。
まとめ
イヤイヤ期は事あるごとにイヤイヤされ、毎日そばにいるママはとてもつらいですよね。しかし、毎日のようにイヤイヤを繰り返すこの時期は脳が発達している証拠です。ママやパパがそう理解してあげて、子どもの脳の成長をうまくサポートできればずいぶん気持ちもラクになります。子どもは昨日よりも今日、今日よりも明日と着実に一歩一歩成長していきます。ママがどっしりと構えていれば子どもは安心して成長していきます。こんな風に寄り添えのも今の時期だけ。
ママもリフレッシュしながら、子どものイヤイヤも楽しんで、成長をのんびり見守ってあげたいですね。
監修者・著者:助産師 高杉絵理
大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
「紙教材こそ正しい」と思っていた私が、タブレット学習に驚いた理由