子育て情報『熱中症対策、一番有効なのは…?!【3児ママ小児科医のラクになる育児】』

熱中症対策、一番有効なのは…?!【3児ママ小児科医のラクになる育児】

と質問されます。

おっぱいやミルクだけでも全然大丈夫です。

外出時にすぐおっぱいやミルクをあげられない環境だったり、飲ませすぎが気になる方は、これを機会に白湯や麦茶にトライしてみてはいかがでしょう?

哺乳瓶でもいいですし、コップから少しずつあげるもいいですよ!

キンキンに冷えてなくてもいいですし、わざわざ経口補水液にしなくても大丈夫です。だだし、脱水っぽくなったら経口補水液が飲みやすいかもしれません。

わが家の熱中症対策

休日は外に出かけることが多いわが家。猛暑だと、水分をとらないとすぐ熱中症になってしまうので麦茶をメインで準備しています。(そもそも猛暑の日の午後は、屋外での活動はあまりおすすめできませんが……!)

ジュースを欲しがることもありますが、水分をとってほしいので、ジュースもある程度あげてます。スポーツドリンクは、1Lの水を入れて作る粉の製品で若干水多めで(味を薄めにして)作り、大きな水筒に入れてあげたりもしています(※1)。
夏の屋外の活動時は、2Lの水筒がすぐなくなってしまいます。

家の中では、エアコンで快適に

この前、乳幼児健診にいらっしゃったママさんで「30度以上あってもエアコンはつけません」という方がいました。しかし、現在の猛暑環境の中では、ドライだけでもつけた方がいいです。(緑がたくさんでさわやかな場所なら要らない…のかも。)

エアコンの温度設定は高めでもいいです。

熱中症にかかると大変つらいので、熱中症にならないように水分補給をしっかりおこない、今年の夏も乗りきりましょう! 

(※1)金属製の水筒に酸性飲料を長時間保管したり、容器内部に傷があると、金属成分が飲料内に溶け出し、中毒などの事故につながるおそれがあります。金属製水筒に飲み物を入れる際は取扱い説明書をよく確認し、正しく使用してください。

著者:医師 医療法人アドベンチスト会東京衛生病院 小児科医師 保田典子 先生
医療法人アドベンチスト会東京衛生病院小児科医師。
株式会社メドイース代表取締役。

2003年筑波大学医学部卒業、国立国際医療センター、大阪市立総合医療センター小児循環器内科勤務を経て、2014年東京女子医科大学大学院博士課程修了後現職。小児科専門医。一般診療、小児循環器診療に加えて、漢方治療や発達相談にも対応している。

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