妊娠中に結婚式を挙げたい! 結婚式の準備や計画の際に気をつけるポイント
衣装に合わせたネイルをする場合は、すぐに除去できるチップやマニキュアを選びましょう。ジェルネイルやスカルプチュアは簡単に除去できないため、緊急手術が必要となった場合に、治療や処置の妨げとなります。また、マツエクも同様に、治療や処置の妨げとなります。妊娠中に結婚式をおこなうからこそ、妊娠している体を気づかいながら準備しましょう。
妊娠中に結婚式を挙げるときに気をつけること【当日編】
・母子健康手帳などを持参する
結婚式当日に体調が変化する可能性を考えて、母子健康手帳、かかりつけの産婦人科の診察券、保険証を持参しましょう。破水や性器出血が起きたときに使用するために、生理用ナプキンも持参したほうが安心です。つわりの時期で、特定の飲食物しかとれない場合は必ず持参しましょう。
・「妊娠していること」を忘れない
おなかが大きくなると、同じ姿勢を保つことがつらいこともあります。
ゲストへの気づかいも大切ですが、妊婦さんが立ちっぱなし、あるいは座りっぱなしという状態は避けたほうが良いです。挙式や披露宴の間に、適宜休憩を取るようにしましょう。胎動が感じられる週数であれば、いつものように胎動があるか気にかけましょう。
・生ものを食べない
妊娠中は妊娠していない状態よりも抵抗力が弱まるため、細菌やウイルスなどに感染して、食中毒を起こしやすいです。特に、食中毒を起こすリステリア菌や先天性トキソプラズマ症の原因となるトキソプラズマに感染しないように注意が必要です。結婚式の定番メニューで十分に加熱調理していない食材(例:生レバー、レバーパテ、ローストビーフ、生ハム、フォアグラ、生の魚介類)や、加熱処理されてないナチュラルチーズ(例:ブルーチーズ、カマンベールチーズ、チェダチーズ、モッツァレラチーズ)は食べないようにしましょう。
・アルコール飲料は飲まない
妊娠中に母親がアルコールを飲むと、おなかの中の赤ちゃんの体の発育、脳の発達へ深刻な影響を与え、胎児性アルコール症候群の赤ちゃんが生まれる可能性が高まります。アルコールの耐性については個人差が大きいため、妊娠中の飲酒量や赤ちゃんへ影響しない許容量は定められていません。
乾杯程度でも飲酒することは避けましょう。
・結婚式を終えたら、婚約指輪や結婚指輪の保管方法を考える
妊娠中に、婚約指輪や結婚指輪のサイズが合わなくなる妊婦さんは少なくありません。