妊娠中に結婚式を挙げたい! 結婚式の準備や計画の際に気をつけるポイント
サイズがゆるくて紛失した妊婦さんもいれば、妊娠に伴うむくみによってサイズがきつくなる妊婦さんもいます。特に帝王切開術のときは、貴金属を付けていると感電や火傷の原因となるため、産婦人科から出産前に外すように促すことがあります。結婚式を終えて落ち着いた生活に戻ったときには、すでにむくんで外せないこともあるので、早めに大切な指輪の保管方法を考えましょう。
まとめ
妊娠を理由に挙式や披露宴をあきらめたくないという気持ちもあるかもしれませんが、妊娠中だからこそ、妊婦さん本人の体調やおなかの赤ちゃんの健康状態を優先することが大切です。正しい助言やサポートを受けながら、自己責任で慎重に準備や計画をしましょう。
参考:
・日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会「産婦人科診療ガイドライン産科編2017」
・厚生労働省「妊娠中と産後の食事について」
監修者:医師 医療法人至誠会 梅田病院院長 北川 博之 先生
昭和56年愛媛大学医学部卒業。その後愛媛大学付属病院にて産婦人科講師、助教授として勤務。愛媛県立医療技術大学教授を経て、平成20年より現職の梅田病院に院長として就任。
現在も愛媛大学、広島大学などで非常勤講師として教育にも従事。
著者:助産師 古谷真紀
一般社団法人産前産後ケア推進協会プロジェクトリーダー
大学病院勤務を経て、2015年より現職。妊娠中や産後の女性のココロとカラダの相談、ママパパ&赤ちゃんのちょっと気になるコトに日々応えています。