1歳からでもできる!トイトレがラクになるおむつなし育児【ラクに楽しく♪特集】
・寝る前
・入浴前後
・抱っこやおんぶから下ろされたとき
・チャイルドシート、ベビーカーから降りたとき
わかりやすいサインは、下記のような行動。
・ある決まった音(ちっちなど)を出す
・自分のお股を触る
・おむつなどを触る
・落ち着かなくなる(足をモゾモゾなど)
・うんちの場合、いきむ、オナラが出る、動きが止まる
お漏らしなどで、おうちの掃除や洗濯が大変な場合には、1日何枚までパンツを濡らしたら終わり、15〜30分ぐらいの決まった時間だけにするなどでも良いと思います。
サインがみられたらおまるに座らせてあげたり、トイレに連れていってあげたりしましょう。
嫌がったら無理強いせずに
おまるやトイレに連れて行って、嫌がるようであればすぐに切り上げます。遊びに夢中な時などは、難しいこともあります。2〜3分待って出なそうな場合にも切り上げるようにしましょう。その時に出なくても、おむつをしたらすぐにするという時もあります。その場合は、タイミングはあっているので、おむつをしたままで座って排泄してみても良いでしょう。
おむつにしたうんちを一緒にトイレに流したり、大人がトイレでしているのを見せるのも良い方法です。もし、床でおしっこをしてしまっても、子どもがショックを受けないように、怒らずに騒がないことが大切です。トイレやおまるでできたら、「ありがとう」「上手だね」と声かけをしてあげましょう。
1歳からのおむつなし育児は、おしっこやうんちをおむつの外へ出すという感覚を覚えるまで、ゆっくり時間をかけるということが大切です。それをしているうちにトイレトレーニングに自然に進めていける時期です。
保育園に行っていても、おうちにいる時だけでもできます。2歳クラスで始まる保育園でのトイレトレーニングにもスムーズに移行することができます。ゆるく楽しく、おむつなし育児をしてみてくださいね。
引用・参考文献 :おむつなし育児アドバイザー養成講座テキスト
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。