離乳食作りが超っ早に!絶対知っておくべき調理法6選!
赤ちゃんの胃や腸はまだ未発達、食材も時期に応じた硬さや大きさにして与えてあげる必要があります。離乳食時期に必須の調理法をまとめて紹介しちゃいます。これを押えておけば離乳食作りもスムーズに!愛育病院の栄養科、高橋先生、岡田先生にご指導・調理していただきました。さっそく、動画で作り方をチェックしてみてくださいね。
基本の6つの調理法
裏ごし
離乳食スタート時に必須の調理法。裏ごし器を使って作ります。キャベツ、白菜など繊維の多いものを裏ごしするときは、やわらかくゆでて熱いうちに、繊維は口に残るので、丁寧に裏ごしします。いも類はゆでて熱いうちに裏ごしすると簡単に滑らかに。
すりつぶす
すり鉢で水分を加えながら硬さを調整しながらすりつぶします。芋類は熱いうちに。溝に入りやすいので多めに作って。白身魚などはゆでてほぐしてから。パサつきやすいので、ゆで汁やだし汁を加えて伸ばして。
すりおろす
おろし器で繊維を断ち切り滑らかにします。ほうれん草など葉もの野菜はゆでて棒状にしたものをすりおろすと簡単。にんじんなどの根菜類はゆでた後におろし器などで、すりおろすとなめらかに。一方ですりおろしてから加熱すると火の通りが早くなります。
つぶす・ほぐす
中期に活躍する調理法です。かぼちゃや根菜類はゆでたものをポリ袋に入れてすりこぎや手で押しつぶします。加熱した白身魚、バナナや豆腐、ゆでたいも類やかぼちゃは、フォークの背を使うと簡単です。ささみは手でさいてほぐすとスムーズにできます。
刻む
7〜8カ月ごろから、口の発達に応じて大きさを変えていきます。にんじんなら7〜8カ月は2〜3mmみじん切りに。9カ月〜11カ月ごろは5〜8mm角に、1歳〜1歳6カ月ごろは1cm角が目安です。
のばす
水分の少ない食材を調理する際、滑らかにし飲み込みやすくするために、ゆで汁、だし汁、お湯を加えて食べやすい硬さに調節します。
これらの調理法を使って、赤ちゃんの食べる様子を見ながら、食材の硬さや大きさを変えていってみてくださいね。
作者:ベビーカレンダー
ベビーカレンダーが最新のガイドに対応した離乳食本を制作!
ベビーカレンダーは、2019年3月、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」