無事出産できる!? 内診が苦手な妊婦さんの悩みに助産師がアドバイス!
「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回は内診が苦手でいつも痛いとお悩みの妊婦さんからのご相談です。
Q.内診が苦手でいつも痛いです
内診が苦手でいつも痛いです。この前、力を入れずにうまくできている! と思うときがあったのですが、それは一瞬で先生が器具を入れるととても痛く、やはり力が入ってしまいました。力を入れず油断していた分、いつもより痛かったです。
タンポンも痛くて入れるのに30分以上かかってしまうし、会陰マッサージも指で押し広げるなんて激痛すぎてできていません。内診していくうちに慣れるだろうと思っていましたが、もう妊娠31週に入ってしまい、出産は大丈夫か不安です。
こんなに痛いのは体質ですか? 何でこんなに痛いのか謎です。
宮川めぐみ助産師からの回答
内診が苦手という方はいらっしゃいますよ。気持ち的にも良いものではありませんし、緊張してしまいますよね。緊張して力を入れているところに器具が入ったりすると、より痛く感じると思います。
力を入れるよりも抜いているほうが抵抗が減る分、痛みは軽減すると思います。ロウソクの火を吹き消すように息を吐いて力を抜くようにすると痛みの感じ方は変わるかと思いますよ。
質問者さんと同じように内診が苦手な方がいらっしゃいましたが、ちゃんと赤ちゃんを産むことができていましたよ。マイナスなイメージではなく、赤ちゃんが下りてくることをイメージして、リラックスをするようにしていただくことで変わってくると思います。
※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください
内診が苦手になる原因と対策
内診台
内診の際に、必ずあがる“内診台”。これもまた産婦人科特有のものですよね。内診台にあがるときは、ショーツを脱いでからあがります。ひざ下のストッキングや靴下は履いたままで大丈夫です。スカートは上の方にたくし上げておきましょう。
最近の内診台は、女性が座ると自動で内診台が上昇・回転し、足が開いて診察ができるようなものも増えてきました。日本には女性と医師を隔てるカーテンがありますが、海外ではないところが多いそうです。