【生後2~3カ月】首すわり前の赤ちゃんと一緒にできる心を育む遊び方
お互いの反応を楽しみ合うことは、コミュニケーションの始まりです。
生後2~3カ月の赤ちゃんとの遊び方
この時期に楽しめる、具体的な遊びの方法です。
あんよ体操
赤ちゃんの足を優しく持ち、前後にゆっくり動かします。足の裏を合わせたり、クロスさせてみたりして、「むすんでひらいて」「幸せなら手をたたこう」など、リズムのある童謡などに合わせて足を動かしてみましょう。
おてて体操
あんよ体操と同じように、赤ちゃんの手を優しく持ち、ゆっくり動かします。手のひらを合わせてみたりして、こちらも童謡に合わせながら動かしてみましょう。
いないいないばあ
いないいないばあは、この時期だけではなくこの先長く赤ちゃんと遊べる遊びです。大人はなにげなくやっていますが、赤ちゃんとの心の絆を深めるとても素敵な遊びです。「ばあ!」とママが顔を出して赤ちゃんが笑う、これを何度も繰り返しているうちに、手でママが隠れているけれど、必ず現れることが分かり、信頼関係につながるといわれています。ポイントは「ばあ!」と顔を出したときに、赤ちゃんと目を合わせることですよ。
この時期はまだ本来の遊び方をするにはちょっと早いので、ママは大げさにわかりやすくやってみて、赤ちゃんが反応を見せたらそれに応えてあげましょう。
ママと一緒に腹ばい
赤ちゃんと向かい合いながら、ママも赤ちゃんと一緒に腹ばいの体勢になります。どこに肘を置いたらラクに腹ばいができるかなど、ママも赤ちゃんの気持ちになり、赤ちゃんから見える景色を一緒に楽しみましょう。
遊ぶついでに発達を確かめてみよう
遊んでいるときに発見がたくさんあると思います。じっと見つめてくる、ママの声がする方向に目を動かす、よく笑うようになった、腹ばいで頭を持ち上げられるようになってきた、腹ばいを30秒できるようになったなど、毎日触れ合うことで変化が見えてきます。
赤ちゃんが手をなめて何を感じているのか、何を確かめているのか。「今日はこぶしじゃなく指を中心になめているな」「あ、指を発見したんだ!」など観察しながら遊んでみるとまた、一段と赤ちゃんとのふれあいが楽しくなりますよ。
1日1日はそれほど大きな成長があるように見えませんが、1週間、2週間、1カ月と時間が経つにつれて、できることが増えていることに気付きます。