お食い初めには何を準備したらいい? ママの疑問に助産師がアドバイス!
なお、これらのメニューを作ったり、飾り付けをしたりする時間がとれないときには通信販売で用意したり、専門の業者に準備をお願いする方法もあります。
お食い初めの流れや注意点
お食い初めに必要な道具がそろい、会場や日程が決まったらいよいよ本番となります。お食い初めでは事前に「食べさせ役」を決めておきましょう。食べさせ役は、その場で一番長生きしている方がおこなうのが一般的なので、ご両親が出席されている場合は、赤ちゃんが男の子なら祖父に、女の子なら祖母に食べさせ役を頼みます。一番長生きしている方がおこなう理由は、長寿にもあやかるという意味があるそうです。
食べさせ役は儀式中、赤ちゃんを膝の上に乗せて食べ物を運ぶ役割を担います。ただし、事情がある過程では食べさせ役を両親が担ったり、赤ちゃんと性別の異なる祖父母が食べさせたりしても大きな問題はありません。
お食い初めの食べさせる順番
一般的にお食い初めでは次のように、食べさせる順番は決まっています。
「ご飯」
↓
「お吸い物」
↓
「ご飯」
↓
「お魚」
↓
「ご飯」
↓
「お吸い物」
の順です。ただし、実際には赤ちゃんがまだ料理を食べられない時期のため、あくまで「まね」だけとなります。祝い箸で料理をつまみ、赤ちゃんの口につければ「お食い初めを終えた」こととなります。
また、お食い初めでは「歯固めの儀式」も食べさせ役の方におこなってもらいます。
歯固めの儀式
祝い箸で歯固めの石に軽く触れる
↓
赤ちゃんの歯茎を同じ箸でやさしく触れる
この儀式には「丈夫な歯が生えてほしい」との思いが込められています。お食い初め自体は以上で終了です。その後、記念撮影をしたり、大人たちで料理を食べたりして楽しく過ごします。
注意点
お食い初めの注意点としては、家ごとの風習を確認しておくことです。それぞれの家で方法が違う場合も考えられます。料理や衣装など、家柄ごとにお食い初めの決まりは受け継がれていることが多いので、出席者が気持ちよくお食い初めを過ごしてもらうためにも、内容のすり合わせはおこなっておいたほうがよいでしょう。
※参考:基礎知識(ベビー)「お食い初めのやり方は? いつする? 料理のメニューやお祝いの時の服装について」
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