ハロウィンの仮装が原因!?タトゥーシールなどによる子どもの肌トラブル
10月から年末にかけて、ハロウィンやクリスマスなどのイベントがたくさんあります。中には子どもと一緒に仮装したり、いつもと違うおめかしをしたいと思っているママもいるのではないでしょうか。その中で、タトゥシールによる子どもの肌トラブルが続出しているようです。
イベントやスポーツ観戦のときには注意!
ハロウィンパーティーやスポーツ観戦などのときに、手軽に楽しめるタトゥーシールやフェイスペイントは、楽しく盛り上がれるアイテムとして利用される機会も増えてきました。
しかし、タトゥーシールやフェイスペイントなどは、化粧品のように安全性の基準が設けられていません。また、子どもの皮膚は大人に比べて表皮が薄く、肌トラブルが発生しやすいことをしっかり認識しておきましょう。
具体的には下記のような被害が消費者庁に寄せられています。
「タトゥーシールを子どもの頬に貼ったが強くこすらないと剥がれず、あとがかさぶた状になり、現在シミになってしまった。」(5歳以下)(※)
「娘がハロウィン用のタトゥーシールを頬に貼って、8時間ほど経過した後に剥がしたら、発赤し痛みがあった。
シールはボディ用で顔用ではなく、皮膚の弱いところには貼らないように注意書きがあった。」(10歳代)(※)
注意するポイント
タトゥーシールやフェイスペイント等を使用する際は、次のことに注意しましょう。
・目の周りや頬など、特に肌の敏感な部分には使用しない方がよいでしょう。
・アレルギーのある方は成分表示をよく確認しましょう。天然ゴムや金属等のアレルギーを引き起こす成分が使用されているものもあります。
・肌に傷や湿疹などの異常がある場合は使用しないでください。
・使用方法や剥がし方・落とし方をよく読んでから使用しましょう。
・大人を対象としたメイク用クレンジング剤が、子どもの肌に合わない場合もあります。クレンジングの際は優しくこすりすぎないようにし、保湿することが大切です。
・使用前には、腕の内側などの目立たない場所で使用テストをしましょう。剥がした後に、肌に異常が無いかを確認してから使用すると良いでしょう。
・肌に合わない場合はすぐに使用を中止し、かゆみや痛みがある場合には皮膚科を受診しましょう。
ハロウィンの仮装グッズにも要注意!
それ以外にも消費者庁には、仮装に使用したアイマスクによって起きた皮膚トラブルの報告も寄せられています。