子育て情報『挨拶しかしたことのないご近所の方が…!やさしい心遣いに涙【体験談】』

挨拶しかしたことのないご近所の方が…!やさしい心遣いに涙【体験談】

目次

・里帰りせず、すぐに自宅へ
・3人の乳幼児と、てんやわんやの日々
・私を見てくれていた人がいた……!
・著者:山野美由紀
ご近所のママとの会話のイメージ


産後、里帰りせずに自宅へ戻るママさんもいると思います。特に上の子がいると不安が大きいのではないでしょうか。私も同じく自宅へ戻り、怒涛の日々を過ごしていました。そんなある日、とても心温まるできごとが。そのときの話を聞いてください。

里帰りせず、すぐに自宅へ

私は3人目を出産後、里帰りをしませんでした。理由は、母を亡くしていたため実家には父親だけだったということと、夫が5日間ほど休みを取ってくれていたことでした。

頼りたい実母はいないけれど、夫がいるからきっと何とかなるだろう、と思ってのことでした。
もちろん、上の2人の子どもたちも一緒の自宅です。不安はありましたが、“やるしかない”という状況でした。

3人の乳幼児と、てんやわんやの日々

上の子と言っても、まだ4歳と2歳。そのなかに新生児が加わって、わが家の日常は一変しました。

特に夫が通常勤務に戻ったあとは、ひとりで3人の乳幼児を見ていたので、下の子が泣いていてもすぐには抱っこしてあげられないことも多く不安がつのりました。よくひとりで泣いていたあのころ、今思うと産後の感情の変化もあったかと思います。


私を見てくれていた人がいた……!

そんな怒涛の日々を過ごしていたある日。ゴミ出しで外に出たときに、「突然ですみません。もう不要になったおむつと母乳パッドをもらっていただけませんか?」と声をかけられました。

その方は、あいさつ程度しかしたことのないご近所の方でした。驚きと同時に、必死で子育てをする私を見てくれていた人がいたんだ! と感激して、涙が出てきました。

ご近所付き合いが希薄だと言われている昨今ですが、地域の方々も子育てを頑張っているママをきっと見てくれていると感じました。あのとき、ご近所の方がおむつや母乳パッドを譲ってくださったできごとは、今でも私の心の支えになっています。

著者:山野美由紀

二男一女の母。
出産を機に、プログラマーを退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

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