子育て情報『卒乳ってどうやるの?なるべくラクにする方法(準備編)【ラクに楽しく♪特集】』

卒乳ってどうやるの?なるべくラクにする方法(準備編)【ラクに楽しく♪特集】

目次

・卒乳と断乳の違いは?
・卒乳(断乳)の時期は?
・ステップ1:断乳をする日程を決めよう
・ステップ2:授乳回数を徐々に減らしていこう
・ステップ3:子どもへ断乳することをお話しよう
卒乳ってどうやるの?なるべくラクにする方法(準備編)【ラクに楽しく♪特集】


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おっぱいの始まりは病院で教えてくれるのに、終わりについて教えてもらえるところは少ないと思います。卒乳(断乳)についての情報は、ママ友やネットから情報を得ることも多く、いろいろあってわからないというママは多いのではないでしょうか。

今回は1歳半前後の子どもをもつママを対象に、ラクに卒乳(断乳)ができるための準備についてお話していきます。

卒乳と断乳の違いは?

まず最初に、断乳と卒乳の違いを知っていますか? 様々な捉え方がありますが、主に以下の違いがあります。

断乳:ママのほうからおっぱいをあげないようにしていくこと。夜間だけの夜間断乳、保育園に預けている間だけお休みするといった部分断乳というものもあります。

卒乳:子どもがおっぱいを飲まなくなること。
子どもの自発的なものなので、親子共に満足度が高いものです。子どもが欲しがらなければ、積極的にあげないようにする計画的卒乳というものもあります。

卒乳(断乳)の時期は?

卒乳(断乳)の時期は様々で、日本ではかつて1歳での卒乳(断乳)をすすめられていましたが、WHO・UNICEFは2年以上の母乳育児を推奨しています。それとともに最近では、1歳を超えても授乳を続けるママが増えてきている印象です。私の開業している母乳外来でも、卒乳(断乳)の時期は1歳〜1歳半が多いです。

ある調査では、1歳半までに卒乳する人が約8割となっています。しかし、これは断乳も含まれていると推測します。


ステップ1:断乳をする日程を決めよう

卒乳は日程を決められませんが、断乳はママが日程を決めておこなうことが多いです。断乳をする場合、寝かしつけがおっぱいになっていることが多いので、お子さんが泣き続けて親子共に数日夜間眠れなかったり、機嫌が悪くなったりすることがあります。

できるだけ、パパのお休みや連休を使うなど、他の家族に協力をしてもらうようにしましょう。お子さんの体調が悪いと、機嫌も悪くなることもあるので、ママやお子さんの体調が安定しているときが良いと思います。体調が安定しやすいので、気候が安定している秋や春の時期もおすすめです。

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