拭かなくていいの?小児科医がムダ育児を省きます/おむつ替え・着替え編【ラクに楽しく♪特集】
ここが大変③おむつ替えや着替えを嫌がるので手間がかかる
赤ちゃんに気をとられず集中することが一番の近道
おむつ替えや着替えで赤ちゃんがグズグズ、バタバタ……。ついママも焦ってしまいますね。お気に入りの音楽やおもちゃでご機嫌をとりたくなりますが、赤ちゃんはそこまで物に執着がありません。それよりも集中して手早く進めるほうが短時間で終わります。
ハイハイが始まったらベビー服の見直しを
あとは脱ぎ着しやすい洋服を選ぶのもポイントです。ハイハイを始めるころには足も活発に動かせるようになるので、足部分をスナップで留めるツーウェイオールやカバーオールはそろそろ卒業したほうがラクです。
上下が分かれた服のほうが、赤ちゃんにも動きやすくて快適です。やわらかくて伸びの良いTシャツ、スパッツなどは便利です。
まとめ
衛生面のことなので、なかなかムダを省きにくいおむつ替えや着替え。手を抜きすぎると肌トラブルにもなりかねないので、なるべく清潔に保ってあげたいですね。清潔なおむつや洋服に取り替えてあげたら赤ちゃんも気持ちが良いはず。終わったら「頑張ったね、きれいになって良かったね」としっかりほめてあげましょう。
監修者:医師 さくらんぼこどもクリニック院長 三日市 薫先生
東京女子医科大学卒業、東京大学医学部附属病院、日本赤十字社医療センター、川崎市の保健所勤務などを経て、東京・府中市にさくらんぼこどもクリニックを開院。3人のお子さんをもつ母親でもあり、地域の方々と一緒に病気を考え、子育てができる環境づくりに励んでいる。
著者:ライター 大浦綾子
2015年8月生まれの男児の母。出版社勤務を経てフリーの編集・ライターに。「夜の寝かしつけ後に仕事を残さない!」を目標に日々奮闘中。