赤ちゃんが泣く理由を決めつけていた夫。あるとき、ようやく理解してくれるようになって!?
息子が泣き出すと、わが家のパパはいつもママ任せにして「おっぱい欲しがってるよ!」と言っていました。しかし、あることをきっかけにパパの固定概念が崩れたのです。今回はそのときのことをお伝えします。
産後は疲れやすさと寝不足で体がクタクタ
息子はとてもかわいくて、ずっと見ていても飽きません。しかし、産後の体はとても疲れやすく、自分でもコントロールができないほど心まで不安定になっていきました。
おむつ替えに授乳に抱っこ、前かがみの姿勢を1日に何度も繰り返し、腰も首もガチガチ。
息子がやっと寝て「さぁ休もう」と思ったらまた泣いてしまう……の繰り返しでクタクタでした。
赤ちゃんが泣く理由はたくさんある!
生後3カ月ごろ、赤ちゃんが泣く理由として“おなかが空いた” “おむつを替えてほしい”などがあることは、わが家の新米パパも理解していたようです。中でも、おっぱいを与えると高確率で泣きやむと思っていた夫は、息子が泣くたびに「おっぱいだって!」と言い、すぐに私に抱っこを交代させようとしていました。
立って抱っこしてほしいとか、他にも理由があることを伝えても、夫には“ママじゃないと泣きやまない”という固定概念があって困りました。
おばあちゃんが抱っこしたら泣き止んだ
実母や義母が息子に会いに来たときのことです。実母や義母が大泣きしている息子を抱いて、少し揺れながら室内を歩いているとピタッと泣きやみ、気持ち良さそうに眠りについていました。
その様子を見た夫がひと言「あ、泣きやんだ……」。ママ以外の人に抱っこされて泣きやむ息子を見て、「おっぱいだけが理由じゃないんだ……」と、やっと理解してくれたのです。
パパはイクメンに、息子はパパっ子になってくれた!
“赤ちゃんは、ママのおっぱいのにおいに安心する”という話を聞いた夫は、「それなら俺のにおいにも慣れたら安心するかな?」と、冗談まじりにも積極的に関わりを持つようになってくれました。すると、意思表示をし始める月齢の時期には、息子のほうからパパを求めるようになっていったのです。
その後、息子は夫が帰宅すると、かすかに聞こえるドアの音にもすぐ反応して、玄関まで出迎えるようになりました。