子育て情報『保育園でお友だちを噛んじゃった!これっていつまで続くの?』

保育園でお友だちを噛んじゃった!これっていつまで続くの?

目次

・どうして噛んでしまうの?
・保育士がどのような対応をしているか聞いてみる
・お家でママができること
・いつになったら噛まなくなる?
保育園のイメージ


こんにちは、保育士の中田馨です。1歳を過ぎたころから増えてくる子どもの行動のひとつが「噛みつき」です。保育園のお迎えに行ったときに先生から「今日、お友だちを噛んでしまいました」と報告を受け、「どうして噛むの? どうしたらいい?」と、落ち込んでしまうママもいると思います。

今日は、子どもが保育園でお友だちを噛んだときにどうすればいいかを話します。

どうして噛んでしまうの?

そもそも、どうしてお友だちを噛んでしまうのでしょうか。1歳過ぎたころから、お友だちをたたく、ひっかく、噛むという行動が見られます。子どもは力加減がわかりませんので、大人が「たたいている」と思っていることも、自分では「触っている」と思っていることがあります。「噛む」も最初は、ママへの愛情表現のひとつの甘噛みだったこともあるのではないでしょうか。


また、1歳半~2歳ごろになると、気持ちが先走って噛んでしまうこともあります。このころの子どもは、言葉で自分の気持ちを伝えることができません。たたいたり、噛んだりすることで「イヤなの!」という気持ちを表現していることもあります。

保育士がどのような対応をしているか聞いてみる

子どもがお友だちに噛みついてしまうということは、実は保育園ではよくあることです。一度でも噛む、噛もうとする行動をしている子どもがいたら、お友だちとかかわるときに保育士がそばで見守るようにしています。子どもがどんなときに噛むかはだいたい予想がつくので、9割以上を未遂で止めています。とはいえ、保育士もすべてを完全に止められるわけではありません。

もし、お友だちを噛んでしまったとき、噛んだ子には子どもの目線に行き、目を見て「噛んだら痛い」「噛んだらダメ」ということをその場で伝えています。
そして、噛んだ子にも理由があることが多いので「おもちゃを取られて嫌だったんだね」など、気持ちに共感し、「次は『やめて』が言えるといいね」と言います。

噛まなかったけれど噛もうとした場面では、「〇〇ちゃんの持っている、コレが欲しかったのね。〇〇ちゃんが遊び終わってからかりようね」と声かけをします。保育士が子どもたちの仲立ちになり、気持ちを言葉で代弁したり、トラブルがないときに物の貸し借りを遊びを通して実践してみたりします。それを繰り返し何度もおこなっています。

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