子育て情報『感染の恐れ!?妊娠中、猫のいるお宅に行っても大丈夫?【助産師に相談】』

感染の恐れ!?妊娠中、猫のいるお宅に行っても大丈夫?【助産師に相談】

 

注意が必要なのは、トキソプラズマに感染したことのないママが妊娠中にトキソプラズマに感染してしまうことです。トキソプラズマに感染していると、トキソプラズマの抗体ができます。しかし、トキソプラズマの抗体がない場合、流産やおなかの中の赤ちゃんが亡くなってしまうこともあります。また、胎盤を通じておなかの中の赤ちゃんに感染してしまう可能性があります。

トキソプラズマに感染したらどうなる?【赤ちゃん編】

おなかの中の赤ちゃんがトキソプラズマに感染しても、ほとんどの赤ちゃんには症状は出ませんが、約10%の赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」を発症してしまいます。先天性トキソプラズマ症の症状はさまざまで、精神遅滞、視力障害、脳性麻痺など、重い症状をもたらすことがあります。

ママがトキソプラズマに感染した時期が妊娠初期だと、おなかの赤ちゃんへ感染する確率は低くなりますが、赤ちゃんが感染した場合、症状が重く出ることが多いようです。逆にママの感染時期が妊娠後期だと、おなかの中の赤ちゃんへ感染する確率は高くなりますが、症状が重くなることが少なくなるようです。


※参考:ニュース(医療)「空前のネコブーム到来!でもトキソプラズマに注意?!【感染症File】」【著者:助産師 REIKO】

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