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YouTube「コーギーむぎ」は、コーギー犬のむぎと2021年生まれの娘のあおちゃんとの日常をご覧いただけるチャンネルです。むぎとあおちゃんの仲良しな姿に癒やされます♡今回は、あおちゃんがまだねんね期のころの動画をご紹介します。むぎの「とにかくそばにいたい」気持ちがたくさん伝わってきますよ。あおちゃんと一緒に添い寝 お昼寝中のあおちゃん。気持ちよさそうにぐっすりと眠っています。 むぎもぴったりとあおちゃんにくっつき、添い寝をしてあげます。とっても癒やされる光景ですね♪ おやおや? あおちゃんはお目覚めのようです。しかし、むぎは爆睡中。なかなか起きません。 あおちゃんが足をジタバタさせ、かわいらしいキック! 「重いよー」と怒っていますが、むぎはお構いなし。なかなか起きません(笑)。 このほほ笑ましい様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。思わずクスッとしてしまいますよ。 目が覚めてもぴったり仲良し♪ あおちゃんもむぎもお目覚めです。目が覚めても一緒にじゃれあっています。 むぎに触れたいあおちゃん。お顔を撫でたり、お髭を触ってみたり……。それでもむぎは怒りません。やさしく寄り添います。 むぎもあおちゃんにあごを乗せてみます。 とにかくあおちゃんのそばにいたいむぎ。そしてあおちゃんもむぎと一緒に遊びたい様子♪ むぎとあおちゃんはいつも一緒 あおちゃんの成長をまるでそっと近くで見守っているかのようなむぎ。 お互いが大切な存在だということは、動画を通してもよく伝わってきますね。 2人がぴったりと寄り添ったり、一緒にゴロゴロと寝転がって遊んでいる様子、ぜひ動画でご覧くださいね。見ているだけでとってもやさしい気持ちになれますよ。 ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力:コーギーむぎ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月08日メリーの下でねんねしている赤ちゃん。その横には…ニャンコの姿が♡なんとかして赤ちゃんと一緒に寝ようと奮闘するニャンコの姿に注目ですよ。 ほのぼのタイムを満喫中 メリーを眺めながら、のんびり過ごす赤ちゃん。 一緒に寝たいなぁ…♡ すると、赤ちゃんと一緒に寝たいこなつがやってきました♡赤ちゃんの様子をそっと伺っていますよ。 ちょっと近づいてみよ♪ 初めは赤ちゃんの足元でゴロンとしていたこなつ。そこから、すこーしずつ赤ちゃんのそばに移動してきました! そして、いつの間にか赤ちゃんのすぐそばに♡赤ちゃんのどこかに触れていると安心できるのかな♪ 近くで見つめてみる♪ こなつはさらに赤ちゃんのそばに寄って行き… 至近距離でお顔を見つめます♡愛おしそうに見つめる眼差しに、赤ちゃんへの愛情を感じますね。 とにかく近くに居たいこなつ 赤ちゃんの側でねんねもし始めました。 大好きな赤ちゃんの側は落ち着くのかな? 一緒にお昼寝♡ こなつだけでなく、お赤ちゃんもウトウト。隣同士で仲良くお昼寝タイムです。 こなつと赤ちゃんの微笑ましいお昼寝の様子は、ぜひYouTubeでもご覧下さいね。こなつの健気な姿にキュンとしますよ♡ 赤ちゃんもこなつも、お互いの存在を感じながらのお昼寝。たまに薄目を開けて、赤ちゃんの様子を確認してくれているこなつ。いつも優しく見守ってくれてありがとう! たくさんお昼寝してね♡ YouTube「こなつと。@with_konatsu」では、他にも微笑ましい動画がたくさん配信されていますよ。一緒に遊んでいる娘さんとこなつの仲良しな姿なども配信されているので、ぜひご覧くださいね。Instagram(konatsuto_memory)も更新しているので、そちらもぜひチェックしてみて下さいね。 ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力/こなつと。
2024年05月07日YouTube「ゴンとサン」はラブラドールレトリバーのゴンとサン、そして娘のユウちゃんとの日常をご覧いただけるチャンネルです。ゴンとサン、そしてユウちゃんの姿がなんとも微笑ましいですよ。今回は、サンとユウちゃんのある日の出来事をご紹介します。仲良く遊んでいたら思わぬハプニングに……!? サンの表情にも注目ですよ。大好きなユウちゃんを探すゴンとサン じーっと窓際を見つめるゴンとサン。ユウちゃんを探しています。 ユウちゃんを見つけて大興奮♪ 「あ! ユウちゃんいた!」とうれしそうに走り出すゴンとサン。 ユウちゃんもニコニコ♪みんなでお部屋を走り回っていましたが…… 勢いがよすぎて…… 楽しくてテンションの上がったサン。勢いがよすぎて、ユウちゃんに突撃してしまうハプニングに……!! サンとぶつかってしまったユウちゃん。 「うぁぁぁーーん!!!」泣き出してしまいました(涙)。 サンもユウちゃんを心配…… 泣いているユウちゃんを見て、「大丈夫かな……」という表情のサン。 放心状態のユウちゃん。涙も止まりません。 謝りたいサン ユウちゃんのそばに来て、様子をうかがうサン。「ユウちゃん、大丈夫かなぁ……」と心配している姿が、サンの表情からも伝わってきますね。 ユウちゃんも涙は出るものの、サンがわざとやったわけではないことはわかっています。 そばに来て寄り添ってくれるサンに、ユウちゃんがヨシヨシをします。 お互いを思い合っている姿になんだかほっこりしますね。 ユウちゃんの隣に…… パパの手助けもあり、ユウちゃんの隣に座ってみるサン……。少しよそよそしい2人の姿。なんともいえない時間です。 なんだか、ぎこちない…… ユウちゃんにヨシヨシされたものの……なんとなくぎこちないユウちゃんとサン。お互いに目を合わせません(笑)。 この様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。ユウちゃんとサンの表情にも注目です。 ユウちゃん、再び笑顔が戻ってきた! 「ユウちゃん、さっきは当たっちゃってごめんね」と言っているかのような表情で、ユウちゃんをのぞき込むサン。 少し時間がたち、ユウちゃんの気持ちも落ち着いてきました。 そして…… 涙も止まり、ユウちゃんに笑顔が戻ってきました♪気持ちも切り替わったかな? 仲良く一緒に遊ぼう♪ すっかり笑顔に戻ったユウちゃん。さっそく遊び始めました! その姿を見て、サンもほっとひと安心♪ サンに絵本のシールを見せながら、2人でごっこ遊びも再開です♪ いつも仲良しなサンとユウちゃん。ハプニングは起きましたが、すぐにいつも通り一緒に遊ぶ姿は本物の姉妹のような姿ですね。これからも、みんなで仲良くたくさん遊んでね。 ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力/ゴンとサン監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月24日まるで姉妹のように仲良く遊ぶ、柴犬と女の子をご紹介! 女の子が柴犬の手の上におもちゃを並べると……!?一緒に遊ぼう♪まるで姉妹♡女の子が柴犬の手の上におもちゃを並べ始めました。 1つ、2つ、3つ…… あ! 落ちそう!! 柴犬も耳をピクピクさせながら、落とさないように動かず、女の子の手の動きをじっと見つめています。 女の子も「次はどこに置こうかな♪」と考えているようですね!女の子の遊びに、じっと付き合うかしこい柴犬なのでした♡ 動画のコメント欄には、「仲良く遊んでくれるワンちゃんは賢いですね。お姉ちゃんもかわいい」 「なんてやさしくてお利口なの!ワンちゃんありがとう」 「じーっとお付き合いしてくれるワンちゃんがかわいい」など、賢く待っている柴犬に、驚く声が続出♪ このふたりの様子から、言葉を超えた絆を感じられますね。女の子も日ごろから柴犬にやさしく接しているのでしょう。これからもずっと仲良く成長していってほしいですね。 ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力/@mi.chi7908さん 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月19日2歳8カ月の女の子と、お姉さんニャンコのふれあいをご紹介!猫ちゃんを愛でる女の子。愛が溢れるあまり、チューをしすぎてしまったようで……!?猫ちゃんへの愛が止まらない!「大丈夫!何もしてない」女の子が寝る前に猫ちゃんとふれあっています♡ 猫ちゃんへの愛情が止まらない女の子が、たくさんチューをしていると……「しすぎでしょ」と言っているかのような、猫ちゃんの表情。 そんな様子に気づいた女の子は、チューをしすぎたかな……と少し考えて 「大丈夫、何もしてない」と伝えます。猫ちゃんのツッコミを入れているような表情もおもしろい! そしてまた少し考えてから…… 「さっきからごめんね」と猫ちゃんに謝罪。きちんと謝罪していて、2歳児とは思えない大人な対応ですね! 女の子の言葉を聞いた猫ちゃんも、まるで「いや、こちらこそ、なんかごめん」と謝っているみたい♪ほっこり和やかなムードになったところで、そろそろ寝る時間。猫ちゃんも、女の子にかわいがってもらえて幸せですね♡ 2人とも、今日も素敵な夢を見てね♪ 動画のコメント欄には、「すごく好きだな、この動画。何度も見てしまう」「どうしたら、これだけ猫ちゃんがリラックスした状態になるのかな?」「2人ともかわい!」など、2人の仲睦まじい様子に、とりこになってしまう人が続出! ペットも、大切な家族の一員。女の子は猫ちゃんのことが好きで好きでたまらないのでしょうね。ふれあいの時間が、お互いの心を豊かにし、絆を深めていきます。これからも2人の成長が楽しみですね! ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 監修/助産師 松田玲子画像提供・協力/@Moulinakariさん
2024年03月12日ニャンコと赤ちゃんの間で、とあるバトルが勃発!?扉を開けたい赤ちゃんと、阻止するニャンコの“絶対に負けられない戦い”に注目です!開けたい! 開けたいよぉ〜何度止められても…引き戸に手を伸ばし、開けようと試みる赤ちゃん。すると…… 隣に座っているニャンコが、やさしく赤ちゃんの手を下ろします。 しかし、それでもあきらめない赤ちゃん。 もう1回チャレンジ! なんとか引き手に手が届きましたが、またもやニャンコに阻止されました! ニャンコの妨害に負けじと何度もチャレンジするものの、そのたびに止められてしまいます。 最後はニャンコの勝利!? あきらめたように、ニャンコを見つめる赤ちゃんなのでした。 ニャンコにとって、赤ちゃんはまるで自分の子どものような守るべき存在なのかもしれませんね♪ 互いに一歩も譲らない姿勢が力強くも、ほほ笑ましい……!好奇心旺盛な赤ちゃんと辛抱強く見守ってくれるニャンコの成長が、これからも楽しみですね。 ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力/@chorota.gramさん 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年02月24日YouTube「えまとクレ / シベリアンハスキー」は、シベリアンハスキーを飼う家族の日常をご覧いただけるチャンネルです。シベリアンハスキーのクレアの日常だけでなく、娘・えまちゃんの成長や、パパのルーティーン動画などもご覧いただけますよ。今回は、当時1歳のえまちゃんがクレアと一緒に遊んでいる様子をご紹介します。すっかり仲良しなクレアとえまちゃん。今回は、どんな遊びをしているのかな?今日も一緒に遊ぼう! シャンプーをしてもらったクレア。きれいになった姿をえまちゃんにも見てもらうことに♪ パパに「えまちゃんと遊ぶ?」と聞かれてうれしそうです! えまちゃんも「クレアと遊ぶ?」とパパに聞かれ、すぐに反応! 今日は何をして遊ぼう?早速、クレアのいるお部屋に遊びに来たえまちゃん。「何をして遊ぼうかな〜?」とお部屋の中をウロウロ……♪ そんなえまちゃんを、クレアお姉さんは見守ってくれています。クレアとえまちゃんの姉妹のような関係性、見ていてもほほ笑ましいですね。 クレアと遊びたい! クレアと遊びたいえまちゃん。「クレア、一緒にあそぼ!」と積極的にお誘いします♪ どうやら、えまちゃんはクレアと一緒に鬼ごっこがしたいようです。 鬼を交代しながら追いかけっこ! とっても楽しそうですね。 次は何する? 鬼ごっこのあとは、おもちゃ遊び。クレアは新しいおもちゃがお気に入りです♪ 大事そうにおもちゃで遊んでいる姿もかわいいですね。 私とも遊んで! おもちゃに夢中のクレア。一方、まだまだクレアと遊びたいえまちゃん。 なでなでしてみたり…… 「ちょっとそのおもちゃ、わたしにも貸して♪」と触れ合ってみます。 おもちゃの取り合いに……!?徐々に、おもちゃの取り合いに発展してきました(笑)。 クレアのおもちゃを狙っているえまちゃん。 クレアがおもちゃを離した隙を見て、おもちゃをゲット! すると今度は…… えまちゃんが満足げに椅子の上に置いていたおもちゃを…… クレアが取り返します♪ そしてすぐにえまちゃんが取り返し…… クレアもおもちゃを取り返すために様子をうかがいます(笑)。 おもちゃの取り合いの様子はぜひ、動画でもご覧くださいね。クレアとえまちゃんの攻防戦がなんとも微笑ましいですよ♪ やっぱり仲良し♪おもちゃの取り合いをしていましたが、最後はえまちゃんがクレアにおもちゃをやさしく渡してくれました! クレアもうれしそうです♪ よしよしもしてあげます! クレアとえまちゃんのやりとりを見ていたパパが一番楽しんでいたのかもしれませんね。 2人の仲良しな様子は、見ているだけでもほほ笑ましくて、つい笑顔になってしまいます。視聴者の方からも「かわいい」「仲良し」「癒やされる」というコメントが寄せられていました。 ※赤ちゃんと動物が触れ合う際には、保護者や大人が目を離さないよう気をつけましょう。※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力/えまとクレ / シベリアンハスキー 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年07月16日YouTube「コーギーむぎ」は、コーギー犬のむぎと2021年生まれの娘のあおちゃんとの日常をご覧いただけるチャンネルです。むぎとあおちゃんの仲良しな姿に癒やされます♡今回は、あおちゃんがまだねんね期のころの動画をご紹介します。むぎの「とにかくそばにいたい」気持ちがたくさん伝わってきますよ。あおちゃんと一緒に添い寝 お昼寝中のあおちゃん。気持ちよさそうにぐっすりと眠っています。 むぎもぴったりとあおちゃんにくっつき、添い寝をしてあげます。とっても癒やされる光景ですね♪ おやおや? あおちゃんはお目覚めのようです。しかし、むぎは爆睡中。なかなか起きません。 あおちゃんが足をジタバタさせ、かわいらしいキック! 「重いよー」と怒っていますが、むぎはお構いなし。なかなか起きません(笑)。 このほほ笑ましい様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。思わずクスッとしてしまいますよ。 目が覚めてもぴったり仲良し♪ あおちゃんもむぎもお目覚めです。目が覚めても一緒にじゃれあっています。 むぎに触れたいあおちゃん。お顔を撫でたり、お髭を触ってみたり……。それでもむぎは怒りません。やさしく寄り添います。 むぎもあおちゃんにあごを乗せてみます。 とにかくあおちゃんのそばにいたいむぎ。そしてあおちゃんもむぎと一緒に遊びたい様子♪ むぎとあおちゃんはいつも一緒 あおちゃんの成長をまるでそっと近くで見守っているかのようなむぎ。 お互いが大切な存在だということは、動画を通してもよく伝わってきますね。 2人がぴったりと寄り添ったり、一緒にゴロゴロと寝転がって遊んでいる様子、ぜひ動画でご覧くださいね。見ているだけでとってもやさしい気持ちになれますよ。 ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力:コーギーむぎ監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年06月23日長男くんが生まれてまもないころ、お義母さんが猫を放し飼い状態で飼い始めました。夫が注意しても、お義母さんは一切受け入れないまま月日は流れ……gachaさんは2人目を妊娠し、長男くんは4歳になりました。お義母さんの猫に汚れた爪で引っかかれた長男くんは、帰宅後も傷口が腫れたることもなく、体調の変化もありません。それでも心配で、猫についてgachaさんが検索していると、猫のトイレの砂替えは妊婦さんはしないほうがよいという記事を発見。“トキソプラズマ”“胎児に悪影響”という文字に、震えが止まらなくなったgachaさん。お義母さんから頼まれて、マスクも手袋もつけずに猫のトイレの砂替えをしたことを思い出し、不安に襲われたgachaさんは夫に相談すると……?「何でそんなことしてんの!」と夫はgachaさんを叱りました。さらに、「あのオバハンがアウトだな。妊婦に砂替え任せるか? 普通にありえん」と自身の母親もオバハン呼ばわりでキレていました。さらに夫が「猫の糞かぁ……放し飼いだし……いろいろ菌を持ってそうだなぁ……」というとgachaさんは……? 産婦人科で主治医にも猫砂の件を相談すると… 「ねぇ!? 大丈夫だよね!? ヤバイ!? ヤバイかな!?」不安になるgachaさん。 「何とも言えないけど……とりあえず産婦人科の主治医の先生に相談してみようか。俺に聞かれてもわからないことだらけだし」冷静な夫にそう言われ、産婦人科を尋ねてみることにしたgachaさん。 主治医にすべて話すと……「そっか、なるほどね。それは心配だったね。悩むのも無理ないよ」gachaさんの不安な気持ちに寄り添ってくれる主治医は、数日経った今何も症状が無いのであれば経過観察で良いと言ってくれました。 主治医は不安でいっぱいなgachaさんの気持ちを落ち着かせるため、この日はもちろん、いつでもお腹の赤ちゃんの様子を見に受診して良いと言ってくれました。 担当医のやさしい言葉に、思わず涙がでるgachaさん。不安がすべて消え去ったわけではないけれど、主治医がgachaさんの気持ちに真摯に寄り添ってくれたことに感謝しかありませんでした……。 ※猫の排泄物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が潜んでいる場合があります。トキソプラズマに感染した猫の排泄物や、汚染された土や水に触れると、人間も感染する場合があります。 ※猫の排泄物の中にトキソプラズマが排出されるのは、猫が初めてトキソプラズマに感染したときだけです。注意が必要なのは「トキソプラズマに感染して2週間以内の猫」と「トキソプラズマに感染していない猫=今後感染の可能性がある猫」なので、妊娠した場合は飼っている猫がトキソプラズマに感染したことがあるかどうか、動物病院で調べましょう。 ※トキソプラズマに感染したことのないママが妊娠中に初めて感染すると、流産やおなかの中の赤ちゃんが亡くなってしまうこともあります。また、胎盤を通じておなかの中の赤ちゃんにトキソプラズマが感染してしまう可能性があります。 ※おなかの中の赤ちゃんもトキソプラズマに感染した場合、約10%の赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」を発症してしまいます。先天性トキソプラズマ症は、精神遅滞、視力障害、脳性麻痺など、さまざまな重い症状をもたらすことがあります。 妊娠中はささいなことでも不安になってしまうもの。もしお腹の赤ちゃんに悪影響が出るかも……なんてことになったら不安でたまりません。そんなとき、主治医が自分の気持ちに寄り添った対応をしてくれたら……例え不安が解消されなかったとしても、ありがたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター gacha
2023年05月28日長男くんが生まれてまもないころ、お義母さんが猫を放し飼い状態で飼い始めました。夫が注意しても、お義母さんは一切受け入れないまま月日は流れ……gachaさんは2人目を妊娠し、長男くんは4歳になりました。お義母さんの猫に汚れた爪で引っかかれた長男くんは、帰宅後も傷口が腫れたることもなく、体調の変化もありません。それでも心配で、お腹の赤ちゃんにストレスは良くないと思いつつ、気づいたら朝から晩まで猫のこと考え、つい検索してしまうgachaさん。すると、「妊婦は……」と書かれた猫に関する記事を発見!猫のトイレの砂替えは妊婦さんはしないほうがよいという記事に、“トキソプラズマ”“胎児に悪影響”……と書かれていて、震えが止まらなくなりました。お義母さんから猫のトイレの砂替えを頼まれ、マスクも手袋もつけずに猫のトイレの砂替えをして、咳き込んで砂埃が口に入りそうになっていたのです。急に不安と後悔に襲われたgachaさんは……? 猫の砂を替えたことを夫へ正直に話すと… 「何でそんなことしてんの!」夫に叱られるgachaさん。 「妊婦さんは重い物とか持っちゃいけないでしょ。赤ちゃんに何かあったらどうするの?」ど正論を述べる夫。 しかし……「いや……待てよ。そもそも、あのオバハンがアウトだな。妊婦に砂替え任せるか? 普通にありえん。あのオバハン」自身の母親をオバハン呼ばわりでキレる夫。 夫の言葉を聞いて、「おっしゃる通り」と心の中で頷くgachaさん。 「でも! これから体に負担がかかるようなことを頼まれても断ること!」と、改めて夫から注意されました。 そして夫が続けて……「猫の糞かぁ……放し飼いだし……いろいろ菌を持ってそうだなぁ……」というとgachaさんは……? ※猫の排泄物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が潜んでいる場合があります。トキソプラズマに感染した猫の排泄物や、汚染された土や水に触れると、人間も感染する場合があります。 ※猫の排泄物の中にトキソプラズマが排出されるのは、猫が初めてトキソプラズマに感染したときだけです。注意が必要なのは「トキソプラズマに感染して2週間以内の猫」と「トキソプラズマに感染していない猫=今後感染の可能性がある猫」なので、妊娠した場合は飼っている猫がトキソプラズマに感染したことがあるかどうか、動物病院で調べましょう。 ※トキソプラズマに感染したことのないママが妊娠中に初めて感染すると、流産やおなかの中の赤ちゃんが亡くなってしまうこともあります。また、胎盤を通じておなかの中の赤ちゃんにトキソプラズマが感染してしまう可能性があります。 ※おなかの中の赤ちゃんもトキソプラズマに感染した場合、約10%の赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」を発症してしまいます。先天性トキソプラズマ症は、精神遅滞、視力障害、脳性麻痺など、さまざまな重い症状をもたらすことがあります。 お義母さんからの頼みごとは、嫁の立場では断りづらいもの。夫の言う通り、そもそもお義母さんが妊婦であるgachaさんに自分が飼っている猫のトイレの砂替えをさせること自体がおかしいですよね。放し飼いで飼われているお義母さんの猫がトキソプラズマに感染していて、gachaさんにまだトキソプラズマの抗体がなかったら……。お腹の赤ちゃんを思うと、不安になってしまいます。 著者:マンガ家・イラストレーター gacha
2023年05月27日長男くんが生まれてまもないころ、お義母さんが猫を放し飼い状態で飼い始めました。夫が注意しても、お義母さんは一切受け入れないまま月日は流れ……gachaさんは2人目を妊娠し、長男くんは4歳になりました。お義母さんの猫に汚れた爪で引っかかれた長男くんは、帰宅後も傷口が腫れたることもなく、体調の変化もありません。夫にも義母宅でのできごとを説明すると、「パパが猫を叱っとくからな」と言って長男くんを慰めました。しかしgachaさんは、猫を叱っても意味がない、根本的な問題は猫の後ろに立ってる人だと思っていて……?gachaさんは長男くんが猫に引っかかれたことが気がかりで、気づいたら朝から晩まで猫のこと考えていました……。お腹の赤ちゃんにストレスは良くないと思いつつ、 “長男くんを守らなきゃ”と思うと、ついネットで検索してしまうgachaさん。すると、「妊婦は……」と書かれた猫に関する記事を発見してしまい……? 義母宅での自分の行動を思い返すママは血の気が引いて… 妊婦に関する猫の記事を見つけたgachaさん。“トキソプラズマ”“胎児に悪影響”……そんな言葉を見て、震えが止まらなくなり、思わず飛び起きました。 落ち着け……落ち着け……。私……この前猫のトイレの砂替えした……よね。 素手でトイレの砂を替え、マスクをせず咳き込んで砂埃が口に入りそうだったことを思い出すgachaさん。 どうしようもない不安と後悔に襲われるのでした……。 ※猫の排泄物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が潜んでいる場合があります。トキソプラズマに感染した猫の排泄物や、汚染された土や水に触れると、人間も感染する場合があります。 ※猫の排泄物の中にトキソプラズマが排出されるのは、猫が初めてトキソプラズマに感染したときだけです。注意が必要なのは「トキソプラズマに感染して2週間以内の猫」と「トキソプラズマに感染していない猫=今後感染の可能性がある猫」なので、妊娠した場合は飼っている猫がトキソプラズマに感染したことがあるかどうか、動物病院で調べましょう。 ※トキソプラズマに感染したことのないママが妊娠中に初めて感染すると、流産やおなかの中の赤ちゃんが亡くなってしまうこともあります。また、胎盤を通じておなかの中の赤ちゃんにトキソプラズマが感染してしまう可能性があります。 ※おなかの中の赤ちゃんもトキソプラズマに感染した場合、約10%の赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」を発症してしまいます。先天性トキソプラズマ症は、精神遅滞、視力障害、脳性麻痺など、さまざまな重い症状をもたらすことがあります。 gachaさんの場合はお義母さんの猫ですが、猫を飼っていて妊娠した場合には、妊婦さんのトキソプラズマの抗体価を検査しましょう。妊婦さんがすでにトキソプラズマの抗体があれば、再び感染することはありません。また、妊娠を理由に飼い猫を手放す必要はありませんが、猫はできるだけ部屋で飼い、猫のトイレの砂は、妊婦以外の人が毎日交換しましょう。万が一、妊娠中に自分が処理しなければならないというときには、使い捨て手袋やメガネ等でを装着し、作業の後はしっかり手を洗いましょう。猫のトイレ処理は24時間以内におこなうことで感染率を抑えることができます。また、妊娠中は新しい猫を飼うのはやめておきましょう。 著者:マンガ家・イラストレーター gacha
2023年05月26日長男くんが生まれてまもないころに猫を飼い始めたお義母さん。その猫は長男くんだけを威嚇し、鋭い爪をたてていたため、警戒していました。さらにそんな猫をお義母さんが放し飼いにしていることが発覚。猫は泥だらけ、床は土が散乱し、外で捕まえたネズミの死骸が転がっていました。夫から放し飼いをやめるように言っても、猫や部屋の汚れについて注意しても、お義母さんは一切受け入れませんでした……。月日は流れて、gachaさんは2人目を妊娠し、長男くんは4歳になったころ。長男くんが遊びに行きたいと言ったため、gachaさんは意を決してお義母さん宅へ行くことに。猫を探して部屋のなかへ走っていく長男くん。するとお義母さんはgachaさんに猫のトイレ掃除を押し付け、自分は長男くんを追いかけて行きました。猫のトイレ掃除を妊婦に任せるお義母さんに若干モヤモヤしたものの、自分の気持ちを抑えてトイレ掃除に向かうgachaさんでしたが……? 義母に息子を任せて猫のトイレ掃除をしていると… お義母さんや長男くんと離れたところで作業するgachaさん。一方お義母さんと長男くんは、猫と一緒に遊んでいました。遠くから見るとなんだかんだで猫は威嚇せず、落ち着いている様子。どうなることかと不安に思っていたgachaさんでしたが、長男くんも今では猫を前にしてもおびえていないようで、安心し始めました。 ただ、猫の放し飼いは気になるし、妊婦にトイレの砂を変えさせるこの状況も納得できるものではありません。砂埃が舞い、つわり中のgachaさんにはきついものでした。 そんななか、お義母さんは長男くんと猫を残し、トイレのためにその場を離れてしまいました。 そうとは知らないgachaさんは、砂埃が口に入りそうになって咳込みながらも猫の砂をゴミ袋にまとめました。 しかし、gachaさんがゴミ箱へ猫の砂を捨てようとしたところ……「ギャアアア」叫び声が聞こえたのです……! 急遽お義母さんから頼まれたため、gachaさんはそのままおこなっていましたが、妊婦さんが猫のトイレ掃除をする場合はトキソプラズマ感染予防のため、使い捨て手袋やメガネを装着し、作業の後はしっかり手を洗いましょう。また、猫のトイレ掃除は24時間以内におこなうことでトキソプラズマへの感染率を抑えることができます。そしてお義母さんは嫁に猫のトイレ掃除を押し付けたうえ、自分が面倒を見ると言ったはずなのに、孫と猫を残して離れてしまいました。こんな無責任なことをするなら、最初から“面倒を見る”なんて言わないでほしいですね。 ※猫の糞便にはトキソプラズマ原虫が潜んでいる場合があります。口や結膜から入り、妊婦さんがトキソプラズマにかかると、生まれてくる乳児が感染して重度の脳障害が生じることがあります。※妊娠を理由に飼い猫を手放す必要はありませんが、新しい猫を飼うことはやめましょう。また、飼い猫はできるだけ部屋で飼い、猫のトイレの砂は妊婦以外の人が毎日交換しましょう。著者:マンガ家・イラストレーター gacha
2023年05月15日長男くんが生まれてまもないころ。猫を飼い始めたお義母さんの家へ長男くんを連れて行くと、猫は長男くんだけを威嚇し、鋭い爪をたてて来ました。さらにそんな猫をお義母さんが放し飼いにしていることが発覚。猫は泥だらけ、床は土が散乱し、さらには外で捕まえたネズミの死骸が……。夫から放し飼いをやめるように言っても、猫や部屋の汚れについて注意しても、お義母さんは一切受け入れません。その結果、gachaさんがお義母さん宅へ長男くんを連れて遊びに行く機会は劇的に減っていきました。月日は流れ、gachaさんは2人目を妊娠し、長男くんは4歳になりました。「お義母さん宅へ遊びに行きたい」と言う長男くんの願いを叶えるべく、gachaさんは意を決して猫を放し飼いにするお義母さん宅へ遊びに行くことに。お義母さんは長男くんの頭をなでながら、「猫ちゃんが待ってるよー」と声をかけ、gachaさんには「猫は人を幸せにするわね」と言うのですが……? 妊婦のママへ義母がありえない用事を言いつけ… 猫を探して部屋のなかへ走っていく長男くんを追いかけようとするお義母さん。 お義母さんは「あ、そうだ」と何かを思い出し、gachaさんに向かって「お願いがあるの!」と話しかけてきました。 「ルーちゃんのトイレの砂、替えといてくれる?」頼まれたのは猫のトイレ掃除でした。「私は孫の面倒を見なきゃ。よろしくねー」 gachaさんは怒りが湧いてきました。 猫のトイレの砂替えぇ?そんなもん自分で替えろ! さらに引っかかるのはgachaさんが“妊婦”ということ。 猫のトイレ掃除を妊婦に任す?ちょっとは気をつかってくれないかな……。 モヤモヤした気持ちを抑えながら、猫のトイレ掃除に向かうgachaさんなのでした。 孫を見るからという理由で、自分が飼っている猫のトイレ掃除を嫁であるgachaさんに言いつけるのは、ちょっと違う気がしますよね。猫の糞便には、トキソプラズマ原虫が潜んでいる場合があります。口や結膜から入り、妊婦さんがトキソプラズマという感染症になると、生まれてくる乳児が感染して重度の脳障害が生じることがあります。このリスクをお義母さんは理解していないのかもしれません……。自分が飼っている猫の世話くらい嫁に押し付けず、自分でしてほしいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター gacha
2023年05月14日YouTube「こなつと。」は、スコティッシュフォールドのこなつと娘さんとの日常の姿をご覧いただけるチャンネルです。こなつと娘さんとのほのぼのとした姿に癒やされると人気ですよ。今回は、娘さんが保育園の入園を迎えたときの動画をご紹介します。大好きな娘さんと少しでも一緒にいたいこなつの姿がとてもかわいらしいですよ。赤ちゃんと猫が仲良くゴロン♪ この日もこなつと娘さんは2人で仲良くゴロゴロ〜♪ リラックスモードです。 実は明日、保育園の入園式を迎える娘さん。ママも娘さんもワクワクドキドキな保育園生活の始まりですね♪ 入園式に向けて準備 入園式当日。ママと一緒にお着替えをする娘さん。 「あれ? どこかお出かけするの?」こなつは、お着替えが気になって仕方ありません。 娘さんは、「どこに行くのかな?」とソワソワ……♪ お留守番はちょっと寂しい… 一方、お留守番の予感がするこなつはというと…… 娘さんの椅子に座ってみたり……なんだか少し寂しそうです。「一緒にいたいなぁ……」という表情がなんともたまりませんね。 お昼寝をして待っているね♪ 娘さんのブランケットに寝っ転がってお昼寝をすることにしたこなつ。おやすみしながら待っているね♪ いよいよ入園式に出発! 娘さんはお着替えも完了して、保育園へ向います。お出かけにワクワクしている娘さんの表情がかわいいですね。 桜満開の中で無事、入園式を終えることができました。これからの保育園生活、楽しみですね♪ お家ではこなつがお出迎え入園式を終えて、娘さんが帰宅。 さっそく、こなつがお出迎えをしてくれます。娘さんが帰ってきて、うれしそうです。 娘さんのそばをキープ(笑)。 ねんねも一緒に♪ いつも以上に娘さんのそばを離れないこなつ。ねんねも一緒にしたいようで、娘さんの上にゴロン〜! ママが娘さんから少し離しても、やっぱり近づいてきます(笑)。一緒にねんねしたい気持ちが伝わってきますね。 ずっと一緒に過ごしてきたので、少しの時間でも離れてしまって寂しかったのかな? こなつだけでなく、もちろん娘さんもこなつのことが大好き!一緒に仲良くお昼寝です。 保育園に通うことで、一緒に過ごせる時間は減ってしまうけれど、その分一緒にいられるときには目一杯2人の時間を楽しめるとよいですね。 ※新生児と動物が触れ合う際には、保護者や大人が目を離さないよう気をつけましょう。※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 画像提供・協力/こなつと。
2023年04月17日YouTube「ゴンとサン」はラブラドールレトリバーのゴンとサン、そして娘のユウちゃんとの日常をご覧いただけるチャンネルです。ゴンとサン、そしてユウちゃんの姿がなんともほほ笑ましいですよ。今回は、サンとユウちゃんのある日の出来事をご紹介します。仲良く遊んでいたら思わぬハプニングに……!? サンの表情にも注目ですよ。大好きなユウちゃんを探すゴンとサン じーっと窓際を見つめるゴンとサン。ユウちゃんを探しています。 ユウちゃんを見つけて大興奮♪ 「あ! ユウちゃんいた!」とうれしそうに走り出すゴンとサン。 ユウちゃんもニコニコ♪みんなでお部屋を走り回っていましたが…… 勢いがよすぎて… 楽しくてテンションの上がったサン。勢いがよすぎて、ユウちゃんに突撃してしまうハプニングに……!! サンとぶつかってしまったユウちゃん。 「うぁぁぁーーん!!!」泣き出してしまいました(涙)。 サンもユウちゃんを心配… 泣いているユウちゃんを見て、「大丈夫かな……」という表情のサン。 放心状態のユウちゃん。涙も止まりません。 謝りたいサン ユウちゃんのそばに来て、様子をうかがうサン。「ユウちゃん、大丈夫かなぁ……」と心配している姿が、サンの表情からも伝わってきますね。 ユウちゃんも涙は出るものの、サンがわざとやったわけではないことはわかっています。 そばに来て寄り添ってくれるサンに、ユウちゃんがヨシヨシをします。 お互いを思い合っている姿になんだかほっこりしますね。 ユウちゃんの隣に… パパの手助けもあり、ユウちゃんの隣に座ってみるサン……。少しよそよそしい2人の姿。なんともいえない時間です。 なんだか、ぎこちない… ユウちゃんにヨシヨシされたものの……なんとなくぎこちないユウちゃんとサン。お互いに目を合わせません(笑)。 この様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。ユウちゃんとサンの表情にも注目です。 ユウちゃん、再び笑顔が戻ってきた! 「ユウちゃん、さっきは当たっちゃってごめんね」と言っているかのような表情で、ユウちゃんをのぞき込むサン。 少し時間がたち、ユウちゃんの気持ちも落ち着いてきました。 そして…… 涙も止まり、ユウちゃんに笑顔が戻ってきました♪気持ちも切り替わったかな? 仲良く一緒に遊ぼう♪ すっかり笑顔に戻ったユウちゃん。さっそく遊び始めました! その姿を見て、サンもほっとひと安心♪ サンに絵本のシールを見せながら、2人でごっこ遊びも再開です♪ いつも仲良しなサンとユウちゃん。ハプニングは起きましたが、すぐにいつも通り一緒に遊ぶ姿は本物の姉妹のような姿ですね。これからも、みんなで仲良くたくさん遊んでね。 画像提供・協力/ゴンとサン ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2023年03月29日YouTube「靴下を履くネコアオとウメ」はノルウェージャンフォレストキャットの蒼(アオ)と、ラガマフィンの梅(ウメ)の二匹の猫の日常をご覧いただけるチャンネルです。蒼と梅の二匹と、娘さんたちとの動画の数々はどれも癒されますよ。今回は、ある日の赤ちゃんと蒼の姿をご紹介します。どうしても猫に触りたい赤ちゃんと蒼との静かな攻防戦。一体どうなるかな? 蒼のことが気になる赤ちゃん いつも蒼のことが気になっている赤ちゃん。この日も、お昼寝中も蒼のことをしっかりと掴んでいます(笑) 蒼はじーっと赤ちゃんの様子を観察中。 いつも近くで見守る蒼 可愛らしい赤ちゃんのおててでぎゅっと掴まれているのが少し気になる様子の蒼。しかし、怒ることなく離れることもせずに隣で赤ちゃんと一緒に過ごします。 赤ちゃんも蒼が近くにいてくれるので安心しているのか、すやすやと気持ちよさそうに寝ています。なんだかとっても癒される光景ですね。 赤ちゃんと蒼の静かな攻防戦 お昼寝から起きた赤ちゃん。蒼と共にまったりタイムを過ごしています。 ここから、赤ちゃんと蒼の静かな戦いが始まります! 蒼はどこ?? 赤ちゃんは後ろで寄り添ってくれている蒼を触りたい様子。手だけぴょこぴょこと動かして、蒼の存在を探します。 見つけると、思わず蒼の手を掴んでみます! すると… 蒼が静かに牽制(笑)決して怒る様子はなく、そっと赤ちゃんの手を押さえます。 それでも赤ちゃんは蒼に触りたくて仕方がありません。モフモフ感が気持ち良いのかな♪ ちょっと距離をとってみる蒼… 蒼が絶妙な位置で赤ちゃんの攻撃をかわします。しかし、赤ちゃんもまだまだ諦めていないようです! この様子、ぜひ動画でご覧くださいね。静かなやりとりですが、とても癒されますよ。蒼も赤ちゃんのことを強く攻撃するわけではなく、優しさのある行動でほっこりします。 やっぱり蒼に触りたい! 今度は蒼の背中を触ってみたくなる赤ちゃん。蒼の背中にそっと手を近づけていきます。 「あ!背中見つけた!」という表情もたまりませんね。 そして… 「ぎゅっ♪」やっぱり蒼の背中を触る赤ちゃんなのでした(笑) しかし、今回は蒼もじっと黙ってはいません。 「えいっ!」と赤ちゃんの手を上手に外すことができました!お互いに気になる存在の赤ちゃんと蒼。 きっといつも近くにいるからこそ、赤ちゃんも蒼に触れてみたくなるのかな?これからも、仲良くねんねしたり遊ぶ姿を見るのが楽しみですね。 YouTube「靴下を履くネコアオとウメ」では、他にも可愛い動画がたくさんアップされていますよ。蒼と梅、そして姉妹とのふれあいの動画はどれも癒されるものばかり。ぜひご覧くださいね。 画像提供・協力/靴下を履くネコアオとウメ ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。
2023年03月11日「猫ちゃんを飼っている人は、やっちゃいますよね。やめられない、止まらないって人も、少なくないようです」獣医師で「ふくふく動物病院」の院長・平松育子さんがこう指摘するのは「猫吸い」。簡単に言うと、猫の体に口や鼻をつけて思いっきり息を吸い込む行為のこと。「日常的にやっている」と思い当たる愛猫家も多いはず。平松さんが言うように、猫愛が強い人ほど「やめられない、止まらない」のが実情だ。でもこの猫吸い、意外にも、危険な行為なんだとか。「猫が持っているさまざまな菌やウイルスを吸い込んでしまう可能性もあるので、獣医師としてはオススメできません」(平松さん・以下同)具体的には、どんな危険が潜んでいるのだろうか。平松さんが解説してくれた。【猫アレルギー】〈原因〉:アレルギー物質を吸い込んでしまい、体内に抗体ができることで発症する。〈症状〉:花粉症や軽度の風邪と似ており、目のかゆみや充血、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、喉の炎症やせきといった症状。悪化すると呼吸困難を引き起こすことも。「もっとも顕著な問題が、猫アレルギーですね。アレルギー物質を取り込み体内に抗体ができることで発症するものですが、普通は、空気中に浮遊しているものを吸い込むことで起きるもの。猫吸いは、それを自主的に促進する行為に当たります。当院に猫ちゃんを連れてくる飼い主さんのなかには、猫アレルギーが悪化し呼吸困難を引き起こし、入院沙汰になった方もいます」【回虫症(トキソカラ症)】〈原因〉:猫などの糞や毛には、寄生虫の卵が潜んでいる場合があり、これらを吸い込むことによって、感染する。〈症状〉:体がだるい、熱が出るといった比較的軽い症状。重篤なものだと、てんかんのような症状や、失明することもある。症状は、回虫が入り込んだ臓器によって異なる。「外に出る機会がある猫ちゃんは、回虫症に気をつけてください。屋外の地面にある回虫の卵を、猫が拾ってしまうことはよくあります。足についた卵をなめて体内に取り込んでしまったり、毛に付着させたまま家に持ち帰ることも。猫の体内に入り込んだ卵は、糞便とともに排せつされます。トイレの掃除が行き届いていない場合も気をつけてください」回虫が人間の体内に入った場合、どのようなことが起こるのか。「回虫は猫の体内は居心地がいいのですが、人間の体内はそうでもないようで。人の体の中をうろうろさまよった挙げ句、目に入ったり、肺に居ついたり、ときには脳にまで。眼球に入り込むと最悪、失明の可能性もありますし、脳障害や神経症状を引き起こすことも。肺に入った回虫はCT検査では腫瘍のように写るので、肺がんの疑いで精密検査をしてみたら腫瘍ではなく回虫だった、という例も」【トキソプラズマ症】〈原因〉:猫の排せつ物経由で、寄生虫に感染する。〈症状〉:体力が落ちているときに感染すると、人の場合はリンパ節の腫れなどが出ることがある。また妊婦が感染した場合には、流産の危険性や、赤ちゃんの脳への悪影響が。「生肉食や、猫の排せつ物を経由して寄生虫に感染する病気です。とくに妊婦さんが感染すると、おなかの赤ちゃんの脳に悪影響が出る可能性が報告されています」■「猫吸い」は猫にとってはストレスに?さまざまな危険をはらむ猫吸い。猫にとってストレスになることも。「猫ちゃんも皆が皆、猫吸いされることが好きとは限りません。なかには、孤独が好きな猫ちゃんもいますし、同じ猫でも、そっとしておいてほしいタイミングもある。そんなとき、無理やり猫吸いされれば、ストレスを抱えることに」猫が不意に攻撃してくることもある。ご機嫌斜めの猫に、ひっかかれたりかまれたりしたことがある愛猫家も、少なくないはずだ。「そこで怖いのがパスツレラ症。猫の爪にいる常在菌が原因の病気で、抵抗力の落ちた人が感染すると、大ごとになります」【パスツレラ症】〈原因〉:猫にひっかかれたり、かまれたりしてうつる。原因はパスツレラ属の細菌。〈症状〉:傷口がひどく腫れ化膿する。重症化すると、細胞組織の壊死など危険な状態になることも。まれに、空気感染で呼吸器に影響が出ることもある。パスツレラ症と聞いて思い当たるのが、先月急逝した人気ラーメン店の店主。亡くなる前にSNSで、愛猫にかまれたことを報告していたことから、死因はパスツレラ症では、と臆測を呼んだのだ(のちに遺族が「猫と死因は無関係」と公表した)。平松さんは言う。「今回の件は事実関係はないとされていますが、猫にかまれて重症化することはあります。重症化すると患部が化膿したり、場合によっては細胞組織が壊死することも。当院に通われている飼い主さんにも、猫ちゃんにかまれた手がパンパンに腫れ発熱もして、10日ほど入院治療された人がいます」猫にかまれたり、ひっかかれたりした場合は「速やかに患部を洗い流すことが肝要」という。「私たちも、診察中や処置中に、よくひっかかれることがあって。そんなときはすぐに水道水で勢いよく洗い流し、そのうえで消毒をします」回虫症やトキソプラズマ症の感染回避のためには「まずは猫ちゃんの体を守ること」と平松さん。「基本的には、屋内飼いに徹すること。そのうえで、定期的に動物病院で診てもらい、猫ちゃんたちを寄生虫や病気から守ってあげることです。いまは、いい予防薬もあります。そうすることが、ひいては猫吸いがやめられない飼い主さんの体を守ることになる」猫吸いをしたい衝動に駆られたら、まずは愛猫を動物病院に。
2022年11月16日YouTube「コーギーむぎ」は、コーギー犬のむぎと一歳になる娘のあおちゃんとの日常をご覧いただけるチャンネルです。むぎとあおちゃんの仲良しな姿に癒されるとファンも多いですよ。今回は、あおちゃんがまだねんね期の頃の動画をご紹介します。むぎの「とにかくそばにいたい」気持ちがたくさん伝わってきますよ。あおちゃんと一緒に添い寝 お昼寝中のあおちゃん。気持ちよさそうにぐっすりと眠っています。むぎもぴったりとあおちゃんにくっつき、添い寝をしてあげます。とっても癒やされる光景ですね♪ おやおや?あおちゃんはお目覚めのようです。しかし、むぎは爆睡中。なかなか起きません。あおちゃんが足をジタバタさせ、可愛らしいキック! 「重いよー」と怒っていますが、むぎはおかまいなし。なかなか起きません(笑) この微笑ましい様子、ぜひ動画でもご覧くださいね。思わずクスッとしてしまいますよ。 目が覚めてもぴったり仲良し♪ あおちゃんもむぎもお目覚めです。目が覚めても一緒にじゃれあっています。むぎに触れたいあおちゃん。お顔を撫でたり、お髭を触ってみたり……それでもむぎは怒りません。優しく寄り添います。 むぎもあおちゃんにあごを乗せてみます。 とにかくあおちゃんのそばにいたいむぎ。そしてあおちゃんもむぎと一緒に遊びたい様子♪ むぎとあおちゃんはいつも一緒 あおちゃんの成長をまるでそっと近くで見守っているかのようなむぎ。お互いが大切な存在だということは、動画を通してもよく伝わってきますね。 2人がぴったりと寄り添ったり、一緒にゴロゴロと寝転がって遊んでいる様子、ぜひ動画でご覧くださいね。見ているだけでとってもやさしい気持ちになれますよ。 画像提供・協力:コーギーむぎ ※ネコ科の動物にはトキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)が寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。妊娠中に初めて感染した場合には、トキソプラズマ原虫が胎盤を通じて胎児へ移行し、先天性トキソプラズマ症を発症する場合があるので注意しましょう。
2022年06月24日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。今回はトキソプラズマの感染に関するご質問です。 Q.飼い猫のいる友人宅に遊びに行っても大丈夫でしょうか?明日から妊娠29週目に入る初産婦です。猫を飼っている友人宅へ遊びに行こうと思っているのですがトキソプラズマへの感染などの心配をしたほうが良いのでしょうか? 私は今まで動物を飼ったことがないので知らなかったのですが、その友人から言われて初めて知りました。お家へお邪魔するのは避けたほうが良いですか? もし遊びにいく場合、気をつけることはありますか? 高杉絵理助産師からの回答トキソプラズマ感染症についてご心配なのですね。トキソプラズマに感染している猫の糞便中などから感染する可能性があります。なので、猫と接触しないようにされたり、糞便には近づかないようにされるといいでしょう。せっかくお友だちと会える機会なので、楽しまれてくださいね。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください トキソプラズマって何?トキソプラズマは、トキソプラズマ ゴンディという原虫(寄生虫)のことを言います。ネコ科の動物に寄生していて、ほとんどの哺乳類や鳥類に感染すると言われています。ヒトは、トキソプラズマに感染した動物の肉を食べたり、ネコ科の動物の排泄物に触れたり、排泄物に汚染された土や水などから感染してしまいます。 ネコの排泄物の中にトキソプラズマが排出されるのは、ネコが初めてトキソプラズマに感染したときだけで、注意が必要なのは「トキソプラズマに感染して2週間以内のネコ」と「トキソプラズマに感染していないネコ=今後感染の可能性があるネコ」ということになります。 一緒に暮らしているネコがトキソプラズマに感染したことがあるかどうかは、動物病院で調べることができます。 トキソプラズマに感染したらどうなる?【ママ編】妊婦さんの場合、初期の妊婦健診でおこなう血液検査でトキソプラズマの抗体を調べている産院がほとんです。 トキソプラズマに感染してもほとんどの方は症状が出なかったり、軽い風邪のような症状が出る程度で済んでしまいます。 注意が必要なのは、トキソプラズマに感染したことのないママが妊娠中にトキソプラズマに感染してしまうことです。トキソプラズマに感染していると、トキソプラズマの抗体ができます。しかし、トキソプラズマの抗体がない場合、流産やおなかの中の赤ちゃんが亡くなってしまうこともあります。また、胎盤を通じておなかの中の赤ちゃんに感染してしまう可能性があります。 トキソプラズマに感染したらどうなる?【赤ちゃん編】おなかの中の赤ちゃんがトキソプラズマに感染しても、ほとんどの赤ちゃんには症状は出ませんが、約10%の赤ちゃんが「先天性トキソプラズマ症」を発症してしまいます。先天性トキソプラズマ症の症状はさまざまで、精神遅滞、視力障害、脳性麻痺など、重い症状をもたらすことがあります。 ママがトキソプラズマに感染した時期が妊娠初期だと、おなかの赤ちゃんへ感染する確率は低くなりますが、赤ちゃんが感染した場合、症状が重く出ることが多いようです。逆にママの感染時期が妊娠後期だと、おなかの中の赤ちゃんへ感染する確率は高くなりますが、症状が重くなることが少なくなるようです。※参考:ニュース(医療)「空前のネコブーム到来!でもトキソプラズマに注意?!【感染症File】」【著者:助産師 REIKO】
2019年11月22日妊娠中はお母さんの健康管理も大切ですが、おなかの赤ちゃんを考えた食生活も重要となります。元気な赤ちゃんを産むためには、バランスの取れた食事でおなかの赤ちゃんに十分な栄養を届ける必要がある一方、赤ちゃんのリスクとなるような食べ物の摂取を避けることもポイントです。控えるべき食べ物の1つに生ものが挙げられますが、馬刺しも例外ではありません。そこで、妊婦さんが馬刺しを食べてはいけない理由について解説します。 妊婦さんは厳禁? なぜ妊婦さんは馬刺しを食べてはいけないのか妊娠中は、特にさまざまな食べ物からバランス良く栄養を摂取することが大切です。ただし、おなかの赤ちゃんに悪い影響を与える食べ物の摂取については控えなければいけません。そして、馬刺しも食べてはいけない食品の1つです。馬刺しが妊婦さんにとって食べてはいけない食べ物である理由は、馬刺しにトキソプラズマやリステリア菌といった有害な微生物が含まれている可能性があるからです。 トキソプラズマとは、人や動物などに寄生する原虫で、ニワトリ、豚やヤギといった家畜などのほか、ペットとして飼われている動物などにも見られます。200 種類以上の哺乳類や鳥類などに感染し、特に猫への寄生が多い傾向です。日本国内では、およそ1~2割以上の人が感染していますが、ほとんどの場合、感染に気付かないことが通常です。 一方、リステリア菌は、正式には「リステリア・モノサイトゲネス」といい、動物の小腸や大腸などの消化管や河川水などに分布している細菌を指します。食べ物から感染した症例は年間で100万人あたり0.1~10人ほどとなっていて、把握されている範囲ではそれほど多い数ではありません。 ただし、妊娠中にトキソプラズマやリステリア菌の感染で、トキソプラズマ症やリステリア症を発症すると、胎盤やおなかの赤ちゃんにも感染して母子の健康に重篤な影響を与えることもあります。このため、赤ちゃんの感染リスクを回避するためにも、妊婦は馬刺しを食べてはいけないとされているのです。 馬刺しを食べてしまった場合のお母さんや赤ちゃんへの影響とは有害な細菌や寄生虫による感染症のリスクを持つ馬刺しですが、健康な成人であればほとんどの場合、感染症を発症することはありません。感染初期に弱い発熱や倦怠感を覚えるなど軽度の風邪のような症状が見られることはあります。しかし、特に危険を感じるような症状は現れず、本人が気付かないままに日が過ぎてしまうことが一般的です。トキソプラズマ症であれば発症しても、数週間ほどで回復します。多くの場合、成人は感染経験があり、細菌などに負けない抗体を持っているからです。 しかし、妊娠中は免疫機能が低下しているため感染のリスクは高まります。特に、妊娠中の女性にとって初めての感染である場合には、胎児への感染リスクが高まるため注意が必要です。トキソプラズマやリステリア菌は体内に入った量が少ない場合であっても胎児に重篤な症状が出ることは少なくありません。 具体的な症状としては、たとえばお母さんが感染すると38~39度ほどの熱が出たり、頭痛や嘔吐などの症状が現れたりすることがあります。また、ひどい場合には、意識障害やけいれんが起こる可能性もあるので要注意です。さらに、感染症によって授かった子どもを流産してしまうこともあります。加えて、出産後、赤ちゃんが先天性トキソプラズマ症や精神発達障害、視覚障害を発症してしまうリスクもあるのです。先天性トキソプラズマ症になると、水頭や小眼球、網脈絡膜炎、肝臓肥大といった症状が見られるようになります。生まれてすぐに症状が見られない場合でも、遅発型であれば成人までに網脈絡膜炎や精神神経・運動障害などを起こす可能性もあるのです。 リスクを抑えたい! 病院でできる感染症対策妊婦さんの健康にさまざまなリスクがある馬刺しは食べないようにすることがすすめられています。トキソプラズマ感染症においては妊娠中の初感染だと3割に胎児感染が発症するという報告もあります。そのようななかで慎重を期して、感染の可能性を把握し、感染リスクに対する対策を取りたいなら、妊娠初期に抗体検査をしておくのも1つの方法です。 お母さんの血液の抗体を測定し、陰性の結果が出れば感染のリスクは高いことになるため、妊娠中、食べ物の摂取に特に強い意識で気を付けることができます。また、すでに感染が疑わしいと判断された場合であれば、分娩まで抗菌薬を投与したり、超音波検査を通して胎児の発育状態などを注意深くチェックしたりすることも可能です。さらに、出生後にも抗体測定などを続け、症状に合わせて早期の対応を取れるようにもなります。 加えて、誤って生のものや加熱が十分でない馬刺しを食べてしまった場合にも、きちんと検査しておくと安心です。体内の抗体が増えてくるのが食べてから2週間程度であるため、さらに個人差のあることを考慮し1カ月程度してから検査すると感染の有無の判別がより確実となります。 加熱すれば安心! 馬肉の栄養を妊婦が摂るための調理法妊娠中は、おなかの赤ちゃんに鉄分を取られるため貧血になりやすく注意が必要です。貧血になると、めまいや息切れなどを起こしやすくなるため、妊娠中には特に気を付けなければいけません。さらに、重篤な貧血の発症は、血液に含まれている酸素が十分に赤ちゃんに届かなくなってしまう可能性があるので、おなかの赤ちゃんにも影響が出る可能性があります。妊婦さんのおよそ4分の1が発症する貧血を防ぐためには鉄分補給が必要です。 馬刺しには鉄分が豊富に含まれています。また、牛肉などのほかの肉類に比べて栄養価が高く、カロリーが低いうえ、低脂肪であるなど妊婦さんにとって魅力的な食品でもあるのです。妊婦さんにとって馬刺しは感染のリスクがある注意すべき食べ物です。しかし、食べ方によっては出産などに向けた栄養補助として活用できます。馬刺しに含まれているトキソプラズマやリステリアは一定の低温や高温の環境に置かれると死滅する特徴があるため、冷凍したり加熱したりすることで食べることは可能です。たとえば、肉に含まれているトキソプラズマはマイナス20度で8時間以上冷凍すると死滅します。 一方、トキソプラズマの組織の中に存在する一定の原虫を高温により死滅させる方法が、67度以上をキープしながら1~2分加熱することです。また、リステリアについても肉の中心部の温度が75度以上となるように1分以上加熱すると死滅させられます。ただし、冷凍でも加熱でも食べられるようにはなりますが、冷凍処理は一般の家庭だと中心部まで十分に低温化させられない可能性があるため要注意です。一般的には、十分な加熱をおこなうほうが安心できる調理法となっています。 また、調理法だけではなく、調理時の馬刺しの取り扱いについても注意が必要となります。トキソプラズマなどが含まれている馬刺しを切る際に使用した包丁やまな板などで、ほかの食材も切ったりすると、その食材にも感染してしまう可能性があるからです。特に、同じ包丁やまな板を使って切った野菜などを生のままで食べてしまうと感染リスクは高まります。このため、感染の恐れがある馬刺しなどの生肉を調理する際には、使用する器具をほかの食材と分けて使用し、できるだけ頻繁に洗うようにするなどして感染予防に努めるようにしましょう。 まとめ妊婦さんの栄養摂取に役立つ馬刺しですが、生肉はトキソプラズマやリステリア菌などおなかの赤ちゃんに悪影響を及ぼすリスクを持っています。赤ちゃんの口に直接入るわけではなくても、おなかにいる赤ちゃんは成長するための栄養をお母さんが食べた食べ物などから摂取するため、十分な注意を持つことが必要です。馬刺しを食べるときには、調理法などに細心の注意を持つようにしましょう。 ■参考・「トキソプラズマ妊娠管理マニュアル」(2018年10月1日(第 3 版))東京大学医学部産科婦人科学教室サイトメガロウイルス、トキソプラズマ等、母子感染の予防と診療に関する研究班・「トキソプラズマ症とは」国立感染症研究所・「リステリア・モノサイトゲネス感染症とは」国立感染症研究所・「リステリアによる食中毒」厚生労働省・「トキソプラズマ、よくある質問編先天性トキソプラズマ&サイトメガロウイルス感染症患者会「トーチの会」・「食品安全関係情報ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、トキソプラズマ症予防に関する消費者向けリーフレットを公表」食品安全委員会・「これからママになるあなたへ」厚生労働省 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生順天堂大学卒後、派遣病院勤務を経て、平成22年より順天堂静岡病院周産期センター准教授就任。退職後、平成24年8月より祖父の代から続いている「おおたレディースクリニック」院長に就任し現在に至る。
2019年10月18日妊婦さんが食べることを控えるべき食品はいくつかありますが、そのうちの1つに生のお肉があります。ユッケなどの生肉やレアな焼き加減が好きという妊婦さんにとっては、赤ちゃんを産むまでの約10カ月我慢しなければならないのはつらいものでしょう。それでは、妊婦さんがなぜ生肉を食べてはいけないのか、お肉を食べる時の注意点について解説します。 妊婦さんが生のお肉を食べてはいけない理由生のお肉には、寄生虫によるトキソプラズマ症や大腸菌のO-157などに感染する恐れがあります。妊娠中はホルモンバランスの乱れやつわりで食事が思うように摂れず栄養不足となる、睡眠不足になりやすい、ストレスがたまるなどさまざまな理由によって免疫力が低下する傾向にあり、感染症にかかりやすくなっています。特にトキソプラズマ症は、妊婦さんだけではなく、おなかの赤ちゃんにも影響がありますので、注意が必要です。 妊娠中に起こしやすい食中毒や感染症妊娠中に起こしやすい食中毒にはトキソプラズマとリステリアがあります。 トキソプラズマとは前述したように生肉など加熱が不十分なお肉を食べることで感染します。リステリアとは、リステリア菌によって感染する感染症で、加熱していないナチュラルチーズ、肉や魚のパテ、生ハム、スモークサーモン等で感染します。 食中毒がおなかの赤ちゃんに与える影響トキソプラズマやリステリアに感染することで、共におなかの赤ちゃんに対して流産や早産の可能性が高まります。 トキソプラズマは、妊娠中に初めて感染すると先天性トキソプラズマ症を引き起こす可能性があります。症状として、脳症やけいれん、水頭症、頭の中が石灰化することや視力の障害、黄疸、肝臓・脾臓の腫れなど脳や目、臓器に先天的な障害を残す場合があります。この感染症はお母さんが感染する時期によっておなかの赤ちゃんへの影響は異なります。 妊娠する6カ月以上前の感染ではおなかの赤ちゃんへの影響は及ぼしませんが、妊娠初期の場合はおなかの赤ちゃんへ感染するリスクは低いものの感染すると重症化します。 妊娠後期ではおなかの赤ちゃんへ感染する可能性は高いものの軽症で済むことが多いようですが、生まれたときに何の症状がなくても成長していく過程で症状が見られることもあります。 リステリアは、お母さんよりもおなかの赤ちゃんへの影響の方が大きく、感染することで早産や新生児の髄膜脳炎・敗血症などを起こすことがあります。 妊婦さんがお肉を食べるときの注意点妊娠中は、生のお肉の摂取を避け、十分に加熱されたお肉を食べるようにしましょう。特にリステリア菌は冷蔵庫の中であっても増殖する菌なので、冷蔵庫に保管しているから安全ではありません。 加熱の目安は、中心部分の温度が75℃以上で1分間とされています。また、家で調理をする際に電子レンジを活用する場合には全体的に火が通るようにすることも大切です。さらに、生のお肉を調理する場合には清潔な調理器具や調理環境を整え、使い終わったら洗剤で洗い、熱湯消毒をすると良いでしょう。 まとめ妊婦さんはストレスやホルモンバランスの乱れ、妊娠による免疫機能の変化などさまざまな要因によって免疫力が低下しているため、感染症にかかりやすくなっています。特に食中毒には注意が必要で、胎児に有害な食中毒としてトキソプラズマ、リステリアがあります。 トキソプラズマは十分加熱されていない肉を食べることによって感染しやすく、早産や流産の可能性が高まります。また食中毒はおなかの赤ちゃんへも影響を及ぼし、生まれた後にもさまざまなリスクがあります。そのため、お肉を食べる場合には十分に加熱したものを食べ、食中毒を予防していきましょう。 監修者:医師 医療法人至誠会 梅田病院院長 北川 博之 先生昭和56年愛媛大学医学部卒業。その後愛媛大学付属病院にて産婦人科講師、助教授として勤務。愛媛県立医療技術大学教授を経て、平成20年より現職の梅田病院に院長として就任。現在も愛媛大学、広島大学などで非常勤講師として教育にも従事。
2019年05月29日妊娠中は、お酒やたばこ、生ものやカフェインなど控えたほうが良いものがいろいろありますよね。卵かけご飯やすき焼きを食べるときに使う生卵は、妊娠中に食べて良いのか心配な妊婦さんもいると思います。ここでは、妊娠中に生卵を食べても大丈夫なのか、食べるときのリスクや注意点についてお話ししていきます。 妊婦さんは生卵を食べても大丈夫?卵は、完全栄養食品と称されるほどタンパク質、脂質が多く含まれているほか、リン、カルシウム、鉄分や各種ビタミンも摂取できます。妊娠中、特につわりの時期には食が進まず、さらっと食べられ、栄養価の高い卵かけご飯が食べたくなる方もいると思います。妊娠中に生卵を食べることは、禁止されているわけではありません。しかし、控えたほうがよい理由や食べるときの注意点などがありますので、次に説明していきます。 妊娠中に生卵を控えたほうがよい理由生卵を食べることを控えたほうがよい理由として、サルモネラ菌による食中毒の発症があります。この菌は、卵の殻に付着していることがあり、卵を割ったときに菌が中に入り、加熱せずに食べることで菌を体内に入れてしまうことになります。サルモネラ菌が増殖しやすい状態ですので、生卵の摂取を避けたほうがいいというのはこのためです。 妊娠中にサルモネラ菌に感染をすると直接おなかの赤ちゃんに影響があるわけではないですが、腹痛や下痢、嘔吐などの症状がでることがあります。そのときに薬が使えない場合がありますので、感染しないように注意しましょう。 卵を食べるときの注意点生卵の摂取は控えたほうがよいですが、十分加熱した卵でしたら問題なく食べることができます。サルモネラ菌は、75度以上の温度で1分以上加熱することで死滅します。必ず、中心部まで十分加熱し、できるだけ早めに食べるようにしましょう。お弁当に半熟状態の卵焼きを持っていくのは非常に危険ですので、しっかり焼くか、別のメニューにすることをおすすめします。 また、生卵の付いた調理器具は必ずきれいに洗ってから別の料理に使うようにしましょう。過去に生卵を割ったボウルを洗わずに、ポテトサラダを作るのに使用して食中毒を起こした事故が発生しています。生卵にはサルモネラ菌がいるかもしれないということを十分知って調理するようにしましょう。 その他控えたほうがよい生もの妊娠中は、卵を始め、加熱が不十分な肉類・乳製品は避けましょう。生肉はもちろん、レアステーキ、ユッケ、馬刺し、鶏刺し、生ハム、サラミ、スモークサーモン、生乳、加熱していないチーズなどに感染源となる菌やウイルスが含まれることがあります。 特に注意すべきなのが、トキソプラズマとリステリアです。トキソプラズマは、妊娠中にお母さんが初めて感染することで、おなかの赤ちゃんにも感染し、死産や流産、水頭症、精神運動機能障害などの先天性トキソプラズマ症を起こす可能性があります。リステリアは、妊娠中に感染することで、流産や早産の原因となることがわかっています。 また、食中毒を起こす菌やウイルスは数多く存在します。黄色ブドウ球菌、大腸菌、腸炎ビブリオ、ウェルシュ菌、カンピロバクター、ノロウイルスなど挙げればきりがありません。これらの菌やウイルスの感染を避けるには、手洗いをしっかりおこない、調理場所や調理器具は清潔な状態を保ち、調理の際に食品は十分加熱することが重要になります。特に夏場は、菌の繁殖が活発になりますので、こまめに調理場所や調理器具の消毒をおこなうようにしましょう。 まとめ妊娠中に生卵を控えることで、赤ちゃんの卵アレルギーの発症を予防できるわけではないことがわかっています。アレルギーに関する面では問題ありませんが、生卵にはサルモネラ菌が入っている可能性があるため、妊娠中の生卵の摂取は控えておくほうがよいでしょう。生卵以外にも、生の食材は控えておいたほうが安全です。特に、流産や早産、赤ちゃんにさまざまなリスクを残す可能性のあるトキソプラズマやリステリアは、生のお肉や生ハム、加熱されていないチーズなどにも含まれています。そういった食材は避け、十分加熱した食材やメニューにするようにしましょう。また、食中毒の原因となる菌やウイルスを避けるためにも、食品は十分加熱したものを摂取するようにしましょう。 監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生順天堂大学卒後、派遣病院勤務を経て、平成22年より順天堂静岡病院周産期センター准教授就任。退職後、平成24年8月より祖父の代から続いている「おおたレディースクリニック」院長に就任し現在に至る。
2019年05月23日豚肩ロースで作る、絶対失敗しないローストポークの作り方をご紹介します。ローストポークを作る時に難しいところは、肉はほんのりピンク色なのにきっちり火が入って殺菌されている状態で焼き上げることです。オーブンで焼き上げると、焼きすぎて固くなってしまったり、生焼けになったりすることがありますが、ANOVA低温調理を使えば失敗することなく完璧な豚肩ロースのローストポークが出来上がります。今回はANOVAで作るローストポークのレシピをご紹介しますので、ぜひ料理の参考にしてみて下さいね。豚肉の加熱温度・時間と寄生虫と食中毒の回避これから料理を作るというところで、食中毒や寄生虫の話をするのも気が引けますが、食の安全という点で非常に大切なことですので書かせて頂きます。まず、豚肉には寄生虫がいるから…というお話がありますが、豚肉に寄生するトキソプラズマは-12℃で、有鉤条虫は-10℃で4日間で死滅することから、冷凍されている豚肉でしたらほぼ危険性がないと言えます。しかし、流通によっては生の状態で売られている場合もあります。その場合は、トキソプラズマの場合は55度で5分以上、有鉤条虫の場合は60度で死滅させることが出来ます。今回の調理方法は、60度で6時間加熱という低温調理のため、購入時点で万が一寄生虫が死滅していなかった場合でも加熱により対処できます。また、食中毒菌であるサルモネラ菌やカンピロバクターに関しましても、60度で6時間加熱することによって死滅させることが可能です。ローストポークのような低温調理では、確実に肉の中心温度を60度にした上で、一定時間加熱することが重要です。そのために、今回のレシピではANOVAという低温調理用の調理器具を使っています。ANOVAってどんな調理器具なの?ANOVAは水温を一定に保つための調理器具です。ANOVAを使えば、60度で6時間、90度で12時間などと言った一定の温度での調理が可能となります。ANOVAを使ったレシピは55度~65度の温度帯で調理することが多いため、低温調理器具とも言われますが、温度を一定に保つという点では恒温調理器具とも言えます。ANOVAを使うと、加熱しすぎや、生焼けなどの失敗がほぼなくなります。特に、生焼けの失敗は食中毒などの大きなリスクにつながります。低温調理はANOVAのような専用器具を使わなくても可能ではありますが、普通の鍋で60度を6時間キープし続けることは難しく、失敗の原因となりますので、食の安全という観点からもANOVAを使うことをお勧めします。豚肩ロースのローストポークの作り方。材料豚肩ロース…1kg塩…10g~12gにんにく…1片オールスパイス…適量黒コショウ…適量塩は豚肩ロースの質量に対して1%としています。少し濃いめの味付けが好きな方は12gでも可です。オールスパイス、黒コショウは表面にまんべんなく擦り込むくらいの量ということで適量としています。塩を間違わなければ味付けの失敗はほぼありません。にんにくは苦手な方は省いても大丈夫です。豚肩ロースの塊を1kgに切ります。豚肩ロースを購入した時は2.5kgありましたので、1kgに切り出します。実際、1kgは結構な量ですので、ご家庭で作る場合は500gでも大丈夫です。その場合は塩の分量も半分にして作ってくださいね。味付けをします。味付けは、塩、コショウ、オールスパイス、ニンニクだけです。肉の表面全体に擦り込むような感じで味付けしていきましょう。ビニール袋に入れて空気を抜いて縛ります。味付けした肉塊をビニール袋に入れた状態です。このまま袋の口を閉じると空気が入ってしまって加熱する時にムラになりますので、水に浸けて空気を抜きます。ボウルに水を入れて袋の中の空気を押し出していきます。丁寧に空気を押し出していくと、まるで真空パックをしたようになります。空気を抜いてビニール袋の口を縛った状態です。完璧とはいきませんが、ほぼ空気が抜けている状態です。このくらい抜けていれば低温調理をしてもムラなく加熱されます。60度のお湯を準備して、ANOVAをセットします。上に表示されている温度が現在の温度、下に表示されている温度が設定温度です。ANOVAは設定温度より低い温度になるとヒーターが自動的に作動して水温を上げてくれます。設定温度に達した時点でヒーターが停止しますので、60度以上に温度が上がることなく、安全に恒温調理を行うことが可能です。60度のお湯の中に、袋に入れた豚肩ロースの塊を入れます。お湯の中に袋を沈めたら、後はひたすら待つだけです。水温は自動で60度に保たれています。また、ANOVAは水を攪拌するためのファンが備えられており、稼働中はファンが回っているため、水の上部と下部での温度差が解消され、全体が均一に60度となっています。待つこと6時間…6時間経った後の豚肩ロースです。早速ビニール袋から出してみましょう。ででん!オールスパイスとガーリックの香りが食欲をそそります。火が入っていることを確認するために、ちょっと切ってみます。OKです!綺麗に火が入っていますね。豚肉なのにピンク色で大丈夫?と思われるかもしれませんが、これは加熱によって豚肉に含まれるたんぱく質であるミオシンは変性しているが、アクチンは変性していないという状態です。ピンク色ですが火が通っているので安心してください。生の状態は、切断した時の肉の表面がもっと赤色で、かつ肉汁が流れ出てきます。アクチンが変性すると、白っぽくなり肉が硬くなります。ミオシンだけを変性させ、アクチンを変性させない温度での調理が低温調理の魅力です。※本当はここで切らずに冷ましてから切った方が良いです。温かい状態は切り辛いですし、肉汁も落ち着いておらず流れ出してしまいます。今回は仕上がりの状態をお見せするために切っています。香ばしさをつけるために、フライパンで焼きます。肉料理をする時によく出てくる必殺技。そう、メイラード反応です。ステーキなどを焼いた時の肉独特の香ばしい薫りを放つ褐色物質を生み出す反応のことをメイラード反応と言い、肉の美味しさを引き出してくれます。メイラード反応が顕著におこる温度は155度ですので、鉄フライパンに油をひき、煙が出るくらいまで熱したところに肉を入れて焼きます。ジューッ!と音と煙を立てて肉が焼きあがります。この状態が一番美味しそうですね。熱いうちにシュラスコのように薄く切り出して食べるのも美味しいですね。冷蔵庫で冷まして出来上がりです。出来立てを熱いうちに食べたくなりますが、ローストポークは冷まして肉汁を落ち着かせてできあがりとなります。低温調理の間に十分に滅菌が出来ていますので、袋に入れて冷蔵庫で保存すれば1週間は美味しく食べることができます。軽く火を入れて盛り付けます。冷蔵庫の中では豚の油が固まっていますのでそのまま食べると少々気持ち悪いです。10秒くらいレンジで温めるなどすると、豚の脂が溶けてより柔らかく食べることが出来ますのでお勧めです。ただし、あまりレンジで加熱しすぎるとせっかくの柔らかいローストポークが硬くなってしまいますので、温める時は10秒程度に抑えて下さいね。ソースは、バルサミコ酢、醤油、粒マスタードで作ったソースです。ほんのり甘味のあるソースがポークとよく合います。まとめいかがでしたでしょうか?ローストポークはオーブンでも作ることはできますが、ANOVAを使った低温調理では設定した温度で恒温調理をすることが可能ですので、生焼けの心配もなく、安全で美味しいローストポークを簡単に作ることが出来ます。豚肉はしっかり火を通さなければならないということで、真っ白になるまで加熱することが多いと思いますが、そうすると肉が硬くなってしまい豚肉のうまみと柔らかさを犠牲にしてしまいます。豚肉のうまみと柔らかさを堪能できる調理法が、この低温調理となります。もちろん生焼けの豚肉は食中毒などの危険性がありますので絶対に食べないようにしてくださいね。グルメのアイデアをもっと見る
2017年02月28日動物から感染する病気を人獣共通感染症(Zoonosis)と呼びます。猫は大変可愛いのでついつい匂いを嗅いだりキスをしてしまいますが、猫から人にうつる人獣共通感染症も多いので注意しなくてはいけません。室内飼いの猫でもあっても人間に感染する病気を持っていることはあります。どのような病気があるのか、症状と予防に重点を置いて解説していきます。○細菌グループ細菌は微生物の仲間でも顕微鏡で見えるサイズ(1マイクロメートル:1/1000mm)です。人に有害な細菌もいますが、ビフィズス菌のように人にとって有用な細菌もいます。多くの細菌は糞便中に含まれますが、猫は自分でお尻を舐めますので猫本体にも気をつけなくてはけません。治療方法としては抗生物質が有効です。○パスツレラ症猫の口の中や爪などに潜んでいる細菌です。10~90%の猫が保菌していると報告されています。■猫からの感染ルート:咬傷、掻傷感染(噛みつき、引っ掻き)。稀に気道感染。■症状人:40歳以上の人に発生することが多いです。噛みつかれた後数時間より傷口に痛みと腫れが起きます。感染が傷の奥にまで広がると、骨を覆う膜(骨膜)の壊死を起こすこともあります。気道に感染すると気管支拡張症、気管支炎、肺炎などを起こします。猫:通常猫は全く無症状です。■予防:噛みつかれたり、引っ掻かれた際にしっかり消毒を行う。攻撃的な猫に近寄らない。○エルシニア症エルシニア・エンテロコリチカとエルシニア・シュードツベルクローシスいう細菌が原因菌です。エルシニア・シュードツベルクローシスは仮性結核とも呼ばれます。サルやウサギ、モルモットなどが感染すると、リンパ節や肝臓に壊死巣や肉芽腫が発生します。結核(原因菌はマイコバクテリウム・ツベルクローシス)に似ていることから仮性結核と名付けられました。人に対しては、両菌とも下痢などの食中毒の症状を示すことから、この2つの菌の感染症を総称してエルシニア症と呼びます。汚染された食品(加熱が不十分の豚肉が多い)、ミルク、水から食中毒を起こすことがしばしば報告されています。■猫からの感染ルート:接触・経口感染。保菌している猫、または糞便に触れたのちになんらかの理由で口に入ると感染する可能性があります。■症状人:発熱、下痢、腹痛などの胃腸炎症が主です。2~3歳の幼児に多く、成人では症状がでることは稀です。仮性結核(エルシニア・ツベルクローシス)の場合は胃腸炎症状の他に発疹、リンパ節炎、敗血症など重症化することが多いとされています。猫:無症状です。■猫からの感染予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。○サルモネラ症原因菌はサルモネラ・エンテリカです。ブタ、ニワトリ、ウシの腸管内では常在菌として保菌されています。鶏肉や卵関連の食品で食中毒を起こすことがしばしば報告されています。コンパニオンアニマルでは、ミドリガメの保菌率が高い(50~90%)ことが知られていますが、犬と猫でも3~10%は保菌していると考えられています。■猫からの感染ルート:接触・経口感染。保菌している猫、または糞便に触れたのちになんらかの理由で口に入ると感染する可能性があります。■症状人:急性胃腸炎。感染後8~48時間で発病することが多く、悪心、嘔吐から始まり下痢、嘔吐を起こします。小児では意識障害、痙攣など重症化しやすいです。猫:下痢、または無症状。■猫からの感染予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。○カンピロバクター症原因菌はカンピロバクター・ジェジュニ、カンピロバクター・コリです。食中毒菌として知られ、特に鳥の生食、鳥刺しで問題になることが多いです。イヌや猫からの感染例も報告されています。■猫からの感染ルート:接触・経口感染。保菌している猫、または糞便に触れたのちになんらかの理由で口に入ると感染する可能性があります。人:下痢、腹痛、発熱、悪心、頭痛、悪寒、倦怠感などで他の細菌性食中毒と区別がつきづらいです。症状がでるまでに2~5日と他の細菌性食中毒に比べてタイムラグがあるのが特長です。猫:下痢(特に子猫)、または無症状。■猫からの感染予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。○猫ひっかき病猫ひっかき病の原因菌はベルトネラ・ヘンセラです。名前の通り猫に引っ掻かれると感染しますが、咬まれても感染します。猫同士でノミを介して感染が広がります。ノミから人に感染することもあります。■猫からの感染ルート:咬傷、掻傷感染(咬みつき、引っ掻き)。猫ノミによる刺咬傷。■症状人:受傷後3~10日目に虫刺されのように赤く腫れ、ワキや鼠径部のリンパ節が腫れてくるのが典型的な症状です。多くの場合は自然に治癒しますが、脳炎、心内膜炎などに進行し重症化することもあります。猫:無症状■予防:咬みつかれたり、引っ掻かれた際にしっかり消毒を行う。攻撃的な猫に近寄らない。ノミの駆除を徹底する。○カプノサイトファーガ・カニモルサス症原因菌はカプノサイトファーガ・カニモルサスという細菌です。この菌は犬や猫の口腔内常在菌であり、国内の犬猫も高確率で保菌しています。発症は極めて稀ですが、致死率が高く敗血症になった方の約30%が亡くなると報告されています。■猫からの感染ルート:咬傷、掻傷感染(咬みつき、引っ掻き)。または傷口や目、唇など粘膜部を舐められた場合も感染することがあります。■症状人:発熱、倦怠感、腹痛、吐き気、頭痛などです。重症例では敗血症、骨髄炎、多臓器不全に進行して死に至ることがあります。免疫が低下する病気、また高齢者などは重症化しやすので特に注意が必要です。猫:無症状です。■予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。咬みつかれたり、引っ掻かれた際にしっかり消毒を行う。攻撃的な猫に近寄らない。○真菌グループ真菌は細菌よりも少し大きく1ナノメートル~10ナノメートルです。細菌が細胞分裂で増殖するのに対して、真菌は枝分かれしながら増えていくイメージです。カビや水虫が真菌の仲間です。治療には抗真菌薬を用います。○皮膚糸状菌症原因菌はいくつかありますが、猫から感染するのはマイクロスポルム属、トリコフィトン属です。大半の人は感染しても症状を示しませんが、子供や免疫が下がっている人、皮膚が弱っている人の場合は症状を示します。■猫からの感染ルート:接触感染。感染した猫に触れることで感染する可能性があります。■症状人:頭部や手、足の皮膚に感染すると、痒み、フケ(鱗屑)がでます。猫:人間と同様に痒みとフケ(鱗屑)がでます。■予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。感染猫に近づかない。○ウィルスグループウィルスは細菌よりさらに小さく、電子顕微鏡でなければ見えないサイズ(10~100ナノメートル。1ナノメートル:1/1000000mm)です。ウィルスは動物の細胞の中に侵入しないと増殖できないのが、細菌との大きな違いです。一般的にウィルスは動物種の壁を超えて感染することは少ないです。○狂犬病原因ウィルスは、ラブドウィルス科リッサウィルス屬の狂犬病ウィルスです。人間を含む殆ど全ての哺乳類に感染し、発症した動物はほぼ100%死亡します。日本では、1957年に猫での感染が報告されて以来発生していませんが、世界中で年間5万人の死者が出ています。ウィルスは感染した動物の唾液に分泌されます。■猫からの感染ルート:咬傷感染。または傷口や目、唇など粘膜部を舐められた場合も感染する可能性があります。■症状人:感染後発症するまで期間が長く、数年後に発症することもあります。発熱、痛み、不安感などの症状から始まり、興奮性、精神錯乱などの症状に進行し、最終的には全身麻痺を起こし死亡します。狂犬病の特徴的な症状の1つに水を見ただけで怖がる「恐水症」という症状があります。猫:人間の症状と同様です。■予防:攻撃的な猫に近寄らない。○寄生虫グループ他の動物の体内または体外に付着して栄養をとり、生活するのが寄生虫です。細菌と同じぐらいの大きさのマラリア原虫から数ミリのノミ、数センチのサナダムシまで大きさは様々です。○トキソプラズマ症トキソプラズマ症は、トキソプラズマ・ゴンディーという名前の原虫が原因です。猫と関わりが深い病気です。トキソプラズマは猫以外のほぼ全ての哺乳類と鳥類にも感染しますが、猫の体内に入った時だけ増殖(有性生殖)することができます。猫以外の動物に感染しても、トキソプラズマは筋肉内にじっとしているだけです。このように寄生虫にとって居心地が良く有性生殖できる動物を「終宿主」と呼び、トキソプラズマの終宿主は猫です。■猫からの感染ルート:猫の糞便に含まれるトキソプラズマがなんらかの形で口に入る可能性があります。■症状人:多くの場合は無症状。発熱や倦怠感、リンパ節の腫れなどの症状が起こる事もあります。目に発症すると視力障害、眼痛などが見られます。妊婦に感染すると流産、先天的な障害が生じる可能性があります。猫:無症状です。■予防:妊娠中は猫のトイレ掃除を他の人にやってもらう。猫との過剰な接触を避ける。猫を外に出さない(感染させないため)。○クリプトスポリジウム症原因はクリプトスポリジウム・パルバムという原虫です。多くの動物の消化管に寄生します。この原虫は塩素に抵抗性があることから、水道水から集団感染が起こる事例が報告されています。感染した犬や猫から感染した例も報告されています。■猫からの感染ルート:感染猫の糞便中に排泄されたクリプトスポリジウムが口に入ると感染する可能性があります。■症状人:感染後4~7日で、腹痛を伴う激しい水のような下痢(水溶性下痢)が起きることが特徴的です。発熱、吐き気、嘔吐を示すこともあります。猫:無症状です。■予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。○Q熱原因病原体はコクシエラ・バーネッティです。病名の由来は、オーストラリアのと畜場で原因不明の発熱が流行った際に「不明(Query)熱」と呼ばれたことに由来しています。■猫からの感染ルート:糞便、または尿を介して感染する可能性があります。稀に咬傷やQ熱に感染しているダニから感染することもあります。■症状人:高熱、頭痛、悪寒などインフルエンザのような症状が出ます。その他、肺炎、肝炎、心内膜炎を起こすこともあります。猫:無症状。■予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。ダニの駆除を徹底する。○トキソカラ症(回虫症)回虫は白いミミズのような虫です。猫の糞便やお尻に付いていて発見されることがあります。寄生虫は動物種を超えて感染することは少ないですが、本来の宿主(終宿主)以外の動物に迷い込んで、症状を起こすことがあり、これを「幼虫移行症」といいます。猫を好んで寄生する猫回虫が人間に幼虫移行症を起こすと、迷い込んだ部位によって色々な症状が出ます。■猫からの感染ルート:感染猫の糞便中に排泄された回虫卵が口に入ると感染する可能性があります。■症状人:内蔵移行型の場合は、主な発熱、倦怠感、食欲不振など。肺に侵入すると咳、脳だとてんかん様発作の原因になります。眼に入ると、ぶどう膜炎、視力低下、飛蚊症などが起こります。猫:無症状であることが殆どです。子猫に感染するとお腹が異常に膨れる、体重減少、下痢、嘔吐などが起こります。■予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。○エキノコックス症人間に感染すると5~20年のタイムラグを経て肝臓などに重大な障害を起こす恐ろしい病気です。キタキツネが主な感染源で、日本では北海道などの緯度の高い地域での発生が殆どです。しかし2014年に愛知県で捕獲された野犬からエキノコックス症が見つかりました。猫への感染は、感染しているネズミを捕食することが原因です。■猫からの感染ルート:感染猫の糞便中に排泄された回虫卵が口に入ると感染する可能性があります。■症状人:感染する臓器により症状が異なります。肝臓では黄疸、腹水、皮膚の痒みなど。肺に感染すると咳、血痰、胸痛などの結核に似た症状を起こします。猫:無症状、または下痢。■予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。流行地域では定期的な便検査、駆虫を徹底する。○疥癬症(かいせん症)疥癬はダニの寄生による皮膚の感染症です。顔や耳に病変をつくることが多いです。猫では猫ショウセンコウヒゼンダニが疥癬の主な原因になります。■猫からの感染ルート:接触感染。感染した猫に触れる、または感染した猫が使ったケージやタオルから感染する可能性があります。■症状人:感染部位に発疹、アレルギー様の病変ができます。猫の疥癬の原因になるダニは人間に寄生しても長く生存できません。重症化せず自然に治癒するとされています。猫:感染部位の痒み、フケ(鱗屑)、脱毛、皮膚の肥厚、など。強い痒みにより自分で引っ掻いてしまうと皮膚が傷付くだけでなく、感染が広がります。■予防:猫に触れた後は手洗いを心がける。感染猫に近づかない。○まとめ多くの病気を挙げましたが、基本的な感染症予防の対応は同じです。日頃から動物との過度の触れ合いは避け、動物と触れ合った後は手洗いなどを確実に実行して下さい。特に子供や高齢者は免疫力が低いので特に注意が必要です。また、海外で猫を見かけるとつい近寄りたくなりますが、日本とは衛生環境が違うことを理解しましょう。特に狂犬病は極めて危険な病気です。健康で安全に猫との生活を楽しみましょう。○おまけ人から猫に病気はうつるの?人から猫に病気がうつるのかというと、理論的にはありえますが(例えば人間の便や嘔吐物からの感染)、実際にはあまり問題にならないでしょう。その理由としては2点あります。(1)人の方がはるかに衛生的な生活をしているので、病原体が広がるリスクがすくないということ、(2)上記の通り、猫では無症状の病気が多いからです。■著者プロフィール山本宗伸獣医師。Syu Syu CAT Clinicで副院長を務め、現在マンハッタン猫専門病院で研修中。2016年春、猫の病院 Tokyo Cat Specialistsを開院予定。猫に関する謎を掘り下げるブログnekopediaも時々更新。
2015年08月21日