【生後3~4カ月】首がすわった赤ちゃんとできる心を育む遊び方
こんにちは、保育士の中田馨です。3~4カ月ごろの赤ちゃんは、体重が産まれたときの2倍になり、体つきもふっくらとしてきます。授乳時間が一定になってきて、飲む量も増えます。昼夜の区別がつき始め、生活リズムが整ってきてママのお世話も少しラクになってきくるころです。
今回は、3~4カ月の頃の赤ちゃんの心と五感をはぐくむ遊び方を紹介します。
3~4カ月の赤ちゃんの発達
だんだんと首がしっかりしてきてうつ伏せにすると、腕で支えて首を自分の力で頭を持ち上げることができるようになってきます。「あ~う~」などの言葉の始まりの喃語(なんご)も盛んになりますし、ママやパパの声を聴いたり、顔を見たりすると、声を出して笑うこともあります。
感情表現も豊かになってきます。
好奇心が旺盛になるので、動く物や人のことを目で追って、周りの様子をよく観察しています。
例えば、おっぱいを飲みながらでも、周りをキョロキョロ見たりという余裕も生まれてきます。握力がついてくるので、少しの間おもちゃを握れるようになります。軽くて握りやすいガラガラなど持たせてみましょう。
3~4カ月の赤ちゃんと遊ぶときのポイント
人や動く物に興味を示す時期なので赤ちゃんが喜ぶ「笑いのツボ」を探してみましょう。赤ちゃんの「笑いのツボ」を見つけたら、それを何度も何度も繰り返します。「何回やったらいいの?」とママがヘトヘトになっても、赤ちゃんはキラキラする目で、ママのしてくれる「楽しい遊び」を待っていると思いますよ。
【1】好奇心を膨らませる
このころの赤ちゃんの好奇心をもっともっと膨らませる触れ合い遊びを取り入れます。
ママとパパが笑顔であやしてくれることで、赤ちゃんは「愛されている」と感じます。
【2】握って遊ばせる
握る力が強くなってきますので、さまざまな形や感触のおもちゃを握らせて手のひらに刺激を送りましょう。ただし、このころはまだ自分の意思で手を動かすことが難しい時期です。また、口に手を持っていくこともあります。持たせるおもちゃは、月齢に合った安全なものであることが大切です。【3】体を使って遊ぶ
まだダイナミックな動きはまだできませんが、少しずつ体を使って遊べるようになってきます。体を使った遊びをすることで、自分の体の認識につながります。