ベビーバスを使った沐浴方法!イラスト付きで手順&ポイントを解説
今回は、ベビーバスを使った赤ちゃんの沐浴方法についてお話しします。
沐浴をする目的
赤ちゃんをお風呂に入れることを沐浴(もくよく)といいます。
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、汗や垢、皮脂が発生しやすいので、体を清潔に保つために1日1回は沐浴しましょう。
赤ちゃんがおなかの外の世界に慣れるまでの生後1カ月程は、きれいなお湯とベビーバスを使用して入れてあげましょう。
産後の1カ月健診で、赤ちゃんが順調に育っていて小児科医から許可があれば、ベビーバスを使った沐浴を卒業して、大人と一緒にお風呂に入る方法に切り替えて大丈夫です。
ただし、親が赤ちゃんとお風呂に一緒に入ることにまだ自信が持てない場合、湯船の中で親が赤ちゃんを抱っこすることを不安に感じる場合、上の子がいて同時にお風呂に入ることが大変な場合、里帰りから自宅へ戻りサポートが不足する場合は、生後4カ月ごろまでベビーバスを使っている親子も少なくありません。ご家庭の状況に合わせた方法で赤ちゃんの清潔を保ちましょう。
沐浴に必要な物品
沐浴中に使う
□ベビーバス
□洗面器
□沐浴布(タオルor手ぬぐいでOK)
□ベビーソープ(液体or固形)
□湯温計(温度設定できる場合は不要)
沐浴後に使う
□バスタオル
□おむつ・おしり拭き
□基礎化粧品(化粧水、乳液、リップクリーム、ハンドクリーム)
□着替え
□保湿剤
その他
□おへその消毒セット(出産施設からもらえることもあるため購入前に要確認)
□綿棒(ベビー用でもOK)
□ベビー用ヘアブラシ
□ベビー用爪切り
赤ちゃんをお風呂に入れるときのポイント
【回数】
基本的に1日1回でOK
【時間帯】
・赤ちゃんが満腹のとき、空腹のとき、授乳直後30分以内は避けましょう。
・午前中~夕方までの時間帯に入れるようにしましょう。
赤ちゃんの様子がいつもと違ったときに、診療時間内にスムーズに受診することができます。早朝や夜中に沐浴することは、思いがけない事故を起こす可能性があるので沐浴の手順に慣れるまでは、日中の時間帯に沐浴をしましょう。
・慣れてきたら、出勤前にパパが沐浴、あるいは定時で帰宅できる日限定で夜間帯に沐浴など家庭の状況に合わせて変更してもかまいません。