子育て情報『入園後がラクになる!年明けから始めておきたい保育園準備/赤ちゃん編【ラクに楽しく♪特集】』

入園後がラクになる!年明けから始めておきたい保育園準備/赤ちゃん編【ラクに楽しく♪特集】

お家で嫌がった場合は、「仕方ない」で済みますが、保育園で嫌がった場合は、慣らし保育が長引いてしまうかもしれないので、そうはいきません。保育士としても、育児用ミルクを飲んでくれたら一安心と思うものです。

育児用ミルクを嫌がる理由は「味が嫌」「哺乳瓶の乳首が嫌」など、その子によってそれぞれ。頑張りすぎずに、時々は育児用ミルクの味と哺乳瓶に慣れていきましょう。また、生後5~6カ月ごろになったら、給食に向けて離乳食もスタートしていきましょう。食べられる食材を月齢に合わせて増やしていくと保育園で離乳食を食べるときにもスムーズです。

親子の心の準備

保育園に入園すると決めたら、「よし!仕事も育児も頑張るぞ!」と気合が入っているママも多いと思います。しかし、おなかに赤ちゃんがいると分かってから、これまでずっと一緒にいた赤ちゃんです。
いざ、明日から保育園と思うととても悲しい気持ちになると思います。保育園入園は、親子共に心の準備が必要です。保育園入園前に、一緒に過ごせる今の時間を大切にして、親子で心の準備をしましょう。

保育園に入園すると、生活リズムが変わるとともに、ママも赤ちゃんも大きな社会に飛び込むことになります。私自身、子どもを通じて出会う人たちに最初はドキドキしましたが、この時期に出会った友だちとは共通項が多く、10年以上たった今も仲良くしています。4月から始まる新生活に向けて、できることから少しずつ準備していきましょう!

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。
離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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