無精子症、体外受精…私はこうして妊娠できました【妊活成功体験談】
(kosukeさん)
夫の無精子症判明から7カ月で授かりました
結婚後1年、2人とも20代で普通に夫婦生活を持っていたのになかなか妊娠せず、念のためということで夫婦2人で検査を受けることに。私には特に問題なく、そこで夫の不妊、無精子症が判明しました。自然妊娠は無理なので、妊娠を希望するなら、精巣を切り開いてわずかにいるかもしれない精子を探して採取するという「MD-TESSE」という手術を受けるしか方法がない、と言われました。
予期せぬ突然の申告で頭の中は真っ白でした。それから「MD-TESSE」の手術日が4カ月後に決まりました。しかし、その間は高額な医療費の捻出の事やもし精子が採取できなかった場合、今後どうしていくかなど、何度となく話し合いを重ねたり、責任を感じた夫は離婚の話も切り出してきたり、本当にどんよりした日々を送りました。
そしてとうとう迎えた手術日。待合室で待っていると、看護師さんが「元気な精子が見つかりましたよ!」と声をかけて下さり、涙が一気に溢れました。
それと同時に、絶対に私が彼をパパにしてあげなきゃ、と強く思いました。
それからは今度は体外受精のため着々と私の採卵手術の準備が始まり、つらい注射&薬漬けの末無事採卵手術を終え、良好胚も4つできました。ホルモン補充周期後、そのうちの一つを移植し、見事に一度目で妊娠しました。
夫の無精子症判明から妊娠までわずか7カ月、先生も看護師さんも、本当に奇跡ですね、と一緒に喜んでくださいました。良い病院や家族・周りの人たちの理解やサポートなしではここまで順調に来れなかったと思います。そして何より、苦難を乗り越え私たちのところに来てくれた赤ちゃんにも感謝でした。今、妊娠9カ月、早ければ来月にはこのミラクルベイビーに会える予定です。(れれさん)
不妊治療の末、待望の赤ちゃんを授かったママたちの声をまとめてご紹介しました。
先輩ママたちの体験談が、少しでもベビ待ちママさんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。