母乳育児にとらわれすぎていた私を救ってくれた夫の言葉【体験談】
私を支えてくれた夫の存在
母乳のことで毎日悩んでいた私のために、夫は仕事がどんなに遅くなっても顔を見に来てくれました。疲れているのに、私の愚痴を聞いてくれたり、おっぱいマッサージをしてくれたりして心の支えになってくれたのです。
そんなある日、いつものように愚痴を聞いてくれていた夫が「母乳で頑張りたいのはよくわかる。でも、母乳のことばかりで毎日つらい思いをするなら、ミルク育児に切り替えても良いと思うよ。だけど、母乳育児を頑張りたいなら応援するし、毎日マッサージもする。どちらでも良いんだよってことをわかっていてほしい」と言ってくれたのです。
母乳育児で悩むならやめろと言われたり、ミルクにすれば良いよと簡単に言われたりしたら、きっと反発していたと思います。夫が私の頑張りたい気持ちをわかってくれたうえで、ミルク育児の提案をしてくれたことがとてもうれしかったです。
その言葉で、母乳育児を頑張る期間を「お宮参りの日まで」と決意しました。
母乳育児を続けるリミットを“お宮参りの日まで”と決めたことで、その期間中、穏やかな気持ちで過ごすことができました。結果的にミルク育児へ切り替えることを決意しましたが、精いっぱい頑張ったので後悔はしていません。夫が私の気持ちを汲んでくれたことで、“家族が笑顔で過ごせる”ということが一番だと気づくことができました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:矢野えみ
1歳男児の母。妊娠を機に、5年間続けていた介護職を退職。
出産後、ハンドメイド作品販売をしながら、子育てと仕事の両立を目指してライターに転身。自身の体験をもとに子育ての体験談を執筆中。
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