手術&入院費用が高額すぎ…!知らなきゃ損する制度【41歳で子宮全摘】
いくつかの条件を満たすことにより、さらに負担を軽減する仕組みも設けられています。
ただし、治療や入院が月をまたいでしまった場合は、それぞれの月で別々に医療費が計算されることになります。できるだけ同月で治療を受ける(入院する)ほうがいいですね。
高額療養費の支給申請は2年まで
高額療養費の支給を受ける権利の消滅時効は、診療を受けた月の翌月の初日から2年間とされています。
この2年間の消滅時効にかかっていない高額療養費であれば、過去にさかのぼって支給申請できるということです。
限度額適用認定証を申請しておくと安心!
限度額適用認定証の交付を受ける
高額療養費制度では、医療費の全額を支払ってから申請することで、自己負担限度額を超えた金額が払い戻しされます。
前もって手術や入院などが決まっている場合は、あらかじめ「限度額適用認定証」の交付を受け、精算前に医療機関の窓口に提示すると、医療機関ごとにひと月の支払額が自己負担限度額までとなります。
高額療養費制度は、医療費のみに適用されます。食事代や保険適用とならない費用(差額ベッド代など)については、自己負担となります。
限度額適用認定証の利用手順
【STEP.1】限度額適用認定証の申請をします
【STEP.2】限度額適用認定証が届きます
私の場合は、だいたい2週間ほどで自宅に郵送されてきました。
【STEP.3】会計前に限度額適用認定証を提出します
退院時の支払いの前、精算をする前に、病院の会計に限度額適用認定証を提出します。退院予定の何日か前には、提出ができるよう準備をしておいてください。
【STEP.4】会計をします
退院時に、医療費の支払いをおこないますが、限度額までの支払いとなります。通院と入院は別の計算になりますのでご注意ください。
<参考>
・全国健康保険協会「高額な医療費を支払ったとき」
・厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
・全国健康保険協会「健康保険限度額適用認定申請書」
・全国健康保険協会「限度額適用認定証をご利用ください」
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。