産科あるある?! 満月の日はお産が多い?! 産科のちょっと不思議な話
こんにちは! 助産師のREIKOです。いつも妊娠・出産・赤ちゃんについてお話ししていますが、今回はちょっと趣向を変えたお話をしたいと思います。あくまでも私の経験・主観に基づくもので、科学的根拠はありませんが、私が助産師として働いていて「不思議だなぁ」と思っていたことをお伝えします。
満月の日はお産が多い!?
満月の日はお産が多いって話、よく聞きませんか? その影響もあってか、私が働いていた病院のスタッフステーションには月に満ち欠けがわかる小さな卓上カレンダーが置いてありました。私は、満月の日というより満月に向かって月が満ちていくときにお産が多いという印象がありました。
後輩のスタッフは、大学の卒業論文で、お産と満月の関係を取り上げたようですが、はっきりと関係があるという結論には至らなかったそうです。
月の満ち欠けとお産が関係しているか、はっきりとしたことはわかりませんが、月の満ち欠けを気にかけている助産師って意外と多いような気がします。私も今でも月が出ているとついつい見てしまいます。
低気圧が近づくと破水入院が増える!?
低気圧や台風か近付くと破水の入院が増える……というのは、以前少しお話ししましたね。実際、私が働いていたときもそう感じることが多かったように思います。
天気が悪く、「今日も破水の方いるかなー」なんて思いながら夜勤で出勤した日、すでに破水で入院されている方が複数人いらっしゃいました。その日は新人助産師との夜勤だったのですが、破水のため入院していたママたちが、それまで何ともなかったのに次から次へとお産になったことがあります。新人助産師もてんてこ舞いでしたが、みんな無事に生まれて、勤務を終えたことは今でも忘れられないできごとの1つです。
低気圧や台風が近付くと破水入院が多くなるのは、気圧の関係や、そのような天気の印象に残っているからなど、いろいろ説があるようです。
お産がつく助産師、お産がつかない助産師
私が働いていた病院では、このスタッフがお産担当だと陣痛で入院される方が多い、このスタッフが内診するとお産が進むなどということがありました。
私はというと、お産がつかない助産師でした。勤務中にお産担当で経過を見ていてもお産には至らないことが多く、私が帰るとお産になる……ということが多々ありました。