2~5歳の小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!
小食でもその子の発達曲線に沿っていればOK!
1日の子どもに必要な摂取カロリーは下記の通りになります。
・1~2歳児男の子950 kcal、女の子が900 kcal
・3~5歳児男の子1300 kcal、女の子が1250 kcal
小食に定義はなく、小食であっても身長や体重が発達曲線に沿って伸びていれば問題はないです。あくまで上記のエネルギー量は目安となるので、ほかの子と比べて食べる量が少なくても発達曲線に沿っていれば、その子に合っている量となります。
そのため、食べる量が少なくても「ちゃんと発育しているかどうか」「その子に合った発育ができているかどうか」というところがポイントになります。平均値を下回っていても、その子なりのカーブに沿った伸びが認められれば問題ありません。個人差があるので平均値に近づける必要はないです。
医師に相談が必要になるケースというのは、体重増加が停滞したり下降気味になったりするなど、発達曲線に沿った伸びをしていないという場合になりますが、食べムラがあると一時的に身長体重が停滞してしまうということはよくあります。子どもの発育は一定ではないため、総合的かつ長期的に見てちゃんとしたカーブが描けているかどうかというところが判断基準になります。
また、顔色が悪い、元気がないなど、子どもの様子がおかしいと感じたときには、病院を受診しましょう。しかし、子どもが元気に過ごしていて、顔色が良いという状態であれば、様子を見ながら注意して見ていくという判断で大丈夫です。
栄養は3日で見る! おやつで不足分の栄養を補給
栄養が摂れているかどうかは、大体3日分の食事量を目安に見ると良いです。理想は1日3食に主食、主菜、副菜をそろえて食べるということになりますが、偏食や小食などの問題があると難しくなると思います。そのため、1日で栄養を摂るのが難しいのであれば、おやつで補いながら3日くらいのスパンで見ていきましょう。
長期的に見るのも悪くはないのですが、1週間だと忘れてしまう可能性も高くなってしまいます。3日くらいであれば覚えていられるので、「2日この栄養が足りていなかったから、3日目の今日あげてみよう!」という感じで考えるといいでしょう。
子どものテンションを上げることがとても大切!
食に興味を持たせるために子どものテンションを上げることもおすすめです。