2~5歳の小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!
好きなキャラクターの食器にしたり、100均などで売っている道具を使って、見た目をかわいくするということも良いですね。
食事は五感を使うもので、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感をフルに活用するというのは食だけとされています。子どもが「おいしそうだなぁ」「かわいいな」という視覚から入り、ポリポリと触感が良いものだったり、おいしそうなにおいだったり、食材を触ったりして確かめるなど、五感をフル活用できる食べさせ方も効果的です。
年代別で気をつけたいこと
◆2歳くらいまで
2歳くらいまでの子どもは、大人に食べさせてもらうのをすごく嫌がる時期でもあり、自我が強く自己中心になりやすい時期になります。そのため、子どもの気持ちにある程度寄り添い、強制をしないことが大切です。子ども主導の食事を進めるようにし、遊び食べをしても少し見守るようにすると良いです。あまり「汚いよ」「汚れちゃうよ」などは言わないようにし、遊び食べがひどい場合は20~30分で切り上げましょう。
また、おままごとや絵本を通して食育を学ぶこともできます。
おままごとをすると食事の大切さなどを楽しく学ぶことができます。ほかにも、遊びの要素を取り入れながら、食事前に歌を歌いながら食卓に導いたり、手遊び歌やぬいぐるみを取り入れて「くまちゃん食べているから○○ちゃんも食べてみようね」と声かけをおこなうなど、楽しい雰囲気づくりが大切になります。
◆3~5歳まで
3~5歳までは自分で選んで食べることができるようになるので、食事づくりに積極的に参加させてあげると良いです。料理を一緒に作ったり、スーパーなどで「どのキュウリが良い?」など食材を選ばせて触れさせたりするのも効果的です。ほかには、野菜を一緒に育てる、果物狩りをするなども良い経験になります。
また、これは全年代に言えることですが、運動量が足りていないからおなかがすかないということも考えらます。そのため、外遊びの時間を増やすなど活動量を増やすことも有効かと思います。
1日に必要な摂取カロリーを記載しましたが、必ずしもすべて摂取しなければならないということはありません。
数字を記載するとそれにとらわれてしまう人も多いですが、あくまで目安です。その子なりの発達曲線に沿っているかどうかという方が重要になってきますので、数字は目安程度で考え、食事の場が子どもにとってもママにとっても楽しいふれあいの場となるように、頑張りすぎずに少し肩の力を抜いてサポートしてあげてください。