子育て情報『出産のときの傷が産後の回復を左右? 私が経験した二度の出産【体験談】』

出産のときの傷が産後の回復を左右? 私が経験した二度の出産【体験談】

目次

・初産は産道・会陰裂傷+会陰切開で全治1カ月
・経験値が上がった二度目のお産
・便秘は大敵! 産前に解消しておくべし
・関連動画出産ドキュメンタリー
・著者:藤原しおり
産後の様子


出産を目の前にして気になることといえば、陣痛の痛みや会陰切開を挙げる方も多いのではないでしょうか。私は二度の出産を経験していますが、出産のときの傷の大小で産後の回復が大きく違いました。初産と経産の違いはありますが、私の体験を紹介します。

初産は産道・会陰裂傷+会陰切開で全治1カ月

初めての出産では、陣痛は1分間隔とどんどん迫っているのになかなか子宮口が開かず悶絶、痛みで身をよじり、過呼吸になってしまいました。しかし、破水後は急速に進み、その影響もあってか産道も会陰も裂け、会陰切開もおこなわれました。

出産後、医師に「だいぶ奥まで裂けたので、かなり縫いました」と説明を受けました。その影響で産後はとにかく引きつれがひどく、便秘で気張ると食い込み、さらに排尿時にはそこがしみて……。糸が吸収されたと思われる1カ月ごろまで非常につらい状態で、円座が手放せませんでした。
2人目を出産したときも、陣痛よりこちらのほうが怖かったです。

経験値が上がった二度目のお産

二度目の出産は、痛みで身をよじり、過呼吸になった初産より相当スマートでした。陣痛の波が来たら、息を細く長く吐き続けること。いきみはおしりをベッドに押し付けて逸らし、赤ちゃんが降りてきやすいイメージを描くよう心がけました。

生まれた子は1人目より大きめでしたが、会陰切開はせず、小さな会陰裂傷ですみました。会陰裂傷の傷も数針の縫合で、退院前に抜糸してもらい、産後も円座いらずでした。


便秘は大敵! 産前に解消しておくべし

私は妊娠中から便秘気味だったのですが、便秘は体重増加につながったり痔になったりといいことなしです。分娩は排便時のように気張るし、おしりのことも不安でした。産後は母乳に水分がまわるためか便秘が進み、とにかくつらかったです。

私の場合、頑固な便秘になる前に処方された酸化マグネシウムが腹痛もなく効果もありました。産前から適度な運動や食生活を通して便秘を解消しておいたほうがいいと思います。

何かと痛みを伴う出産ですが、済んでしまえば思い出話です。少しでも早い回復ができるように、しっかりと体力をつくることも必要だと感じました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。

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