子育て情報『秋はスズメバチに要注意!万が一刺されたときの対処法を皮膚科医が解説』

2020年10月31日 10:30

秋はスズメバチに要注意!万が一刺されたときの対処法を皮膚科医が解説

 

刺されたときの処置法とは

スズメバチ受診


もしもスズメバチに遭遇してしまったときには、大きな声を出したり、手で払ったりせず、ゆっくりと低い姿勢で後ずさりして逃げましょう。黒や濃い色を攻撃してくるので、白っぽい帽子やタオルで髪の毛を隠すことも効果的。万が一刺されてしまった場合は、以下の手順で対処しましょう。

1.まずはその場から離れる
仲間のスズメバチが駆けつけてくる可能性があり危険です。巣が見えなくても、近くにあるかもしれないので、来た道を戻るようにします。

2.針が残っていたら、ピンセットなどで抜く
アシナガバチとスズメバチは針が残りません。もし針が残っているという場合は、ミツバチが刺した可能性が高いです。その際は、ピンセットや毛抜きなどを使って取り除きましょう。

3.毒を絞り出すうようにし、患部をつまみながら流水で洗う
口で吸い出すのは危険なので、必ず手でおこなってください。ハチの毒は水溶性なので、水で洗い流すことで毒液を薄めたり、腫れや痛みを緩和する効果が期待できます。

4.濡れたタオルなどで冷やし、皮膚科や小児科を受診
心配な方は皮膚科や小児科を受診してください。また、市販薬を使う場合は、ステロイドが入った虫刺されの薬を使うと効果的です。薬は刺し口だけでなく赤く腫れているところ全体にたっぷりと塗り、保冷剤などで冷やすと良いでしょう。

命に関わるケースとしては、吐き気やじんましん、呼吸困難、嘔吐、眠気、発熱などのアレルギー症状(アナフィラキシーショック)が出た場合です。少しでも異常が現れたら、すぐに救急車を呼びましょう。

目の前にスズメバチが現れると、思わずギョッとしてしまいますが、子どもが怖がって騒がないように、大人が落ち着いて対応することも大切です。また、子どもが知らずにうっかり刺激しないよう、「ハチを見かけたら静かにゆっくり離れようね」と、日ごろから話しておくのも良いかもしれませんね。

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著者:がたこ
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、横浜市立大学皮膚科臨床教授 馬場 直子 先生
1983年滋賀医科大学医学部卒業、1994年横浜市立大学皮膚科講師を経て、神奈川県立こども医療センター皮膚科部長、2015年より横浜市立大学皮膚科臨床教授を兼務。

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