保育園で大人気! 現役保育士がおすすめするトイレの絵本4選
こんにちは、保育士の中田馨です。1歳半を過ぎたころから少しずつ意識しはじめることの一つとして「トイレトレーニング」があると思います。今回は、そんなトイレにまつわるおすすめ絵本を紹介します。
絵本を通じてトイレのイメージを楽しくする
急におむつはずしをスタートすると、戸惑ってしまう子ももちろんいるでしょう。トイレってどんな感じ? 下着を履くってどんな感じ? というのを絵本を通して伝えることもできます。
また、機嫌よくトイレに座ってくれるときはいいけれど、「断固拒否!」という時期もあります。また、調子よく過ごしていたのに、「紙おむつがいい!」と下着を拒否する時期もあります。そんなときでも、トイレが楽しい場所であることを絵本を通じて感じてもらえるといいですね。
『おトイレさん』(教育画劇)
きたがわめぐみさんの絵本です。本屋で初めて見たときに、おトイレさんのイラストに衝撃を受け思わず手に取りました。「おトイレさんのおトイレでおトイレをするこどこにいるかな?おトイレにこまったらいつでもいらっしゃーい!」と、おトイレさんは歩いています。
トイレをしたいリスやヘビは、おトイレさんに「おしっこさせて」とやってきてはスッキリいい気持ち。きりんのぼうやは、まだおトイレしたことがないんだけど…とストーリーが続きます。随所にちりばめられた、ダジャレがまたクスッと笑えます。
楽しい絵とリズム感のあるこの本を読むと「トイレって楽しいな!」と思えてきます。子どもがおトイレさんを好きになったら、便器のフタに画用紙などで作ったおトイレさんの顔を貼り付けてもいいですね。
「おトイレさんが○○ちゃんを応援しているね!」なんてお話しながら、楽しんでトイレができそうです。大人がクスッと笑える「おトイレしんぶん」も絵本にこっそり挟まっていますよ。
『ひとりでうんちできるかな』(偕成社)
きむらゆういちさんの「あかちゃんのあそびえほん」シリーズの1つです。絵本にはいつものメンバー、ネコのミケ、ことりのピイちゃん、こいぬのコロ、かいじゅうさん、ゆうちゃんが出てきます。それぞれが「うーん、うーん」と頑張って便を出すお話です。この絵本はしかけ絵本になっていますので、しかけをめくるときは、いつも以上に少し間をあけて、めくったら「おや!」