顔にかかると泣いちゃう!「水を怖がる子」に親ができることは?NG行動もあわせて紹介!
溺れる想像による恐怖心で水を怖がってしまう子は、お風呂の湯船は大丈夫でも、プールに入れないという子が多いです。この場合は、プールに入るときにずっとしっかり抱っこしてあげて「絶対安全」と子どもに感じさせるような状況にします。
抱っこのまま、ちょっとずつプールに足をつける、腰まで入ってみるなどプールに少しずつ慣れさせてあげましょう。また、アームリングなどの浮き輪をつけてあげて「安全だよ」という気持ちを高めてあげるなどして、ちょっとずつ「大丈夫の範囲」を広げていくようにしてあげましょう。
水嫌いの処方箋3:スモールステップで慣れていく!
水嫌いの子、水が怖い子でも、子どもはだいたい「水遊び」は大好きです。プールは嫌でも、お風呂に顔をつけるのは嫌でも、水遊びは好きなんです。不思議ですね。
なので、水が怖い子が少しでも水に慣れてもらう第一歩としては、水遊び風にして水に慣れてもらうことです。
水遊びといっても、水が怖い子のための水遊びは、タライや浅いビニールプールに水を張って遊ぶことからが良いと思います。わが家ではお風呂の洗い場に小さいビニールプールを置いて、水遊びをしていました。暑い日のシャワーは、あせも対策にも良いので、「お風呂プール作戦」はオススメですよ。
お風呂プールは裸でも、水着を着てプール気分を盛り上げてもいいですね。0歳、1歳の子は水着でテンションは上がらないと思いますので、裸でよいと思います! 2歳以上であれば、水鉄砲などの水を使うおもちゃをお風呂で使ったり、プール遊びなどで水鉄砲で水を顔にかけたりして水に慣れていきましょう。公園のじゃぶじゃぶ池などもいいですね。
赤ちゃんや小さいお子さんの場合、水深数センチでも溺れる可能性がありますので、子どもから目を離さないように気を付けましょう。
水嫌いにならないために
「溺れてしまいそうで怖い」という感覚は、その子の特性でのちのち出てきてしまうものなのですが、「顔に水がかかる感覚が嫌」はある程度、経験も関係してきます。
生後すぐの沐浴などでは、水が顔になるべくかからないように丁寧に洗ってあげたりしますが、沐浴のときからある程度おおざっぱに洗って顔に水がかかるのに小さいときから慣れてもらうと、水が顔にかかっても平気になります。