私は子どもが1歳4カ月のときに保育園に預け、復職しました。復職前は、子どもの急な体調不良などで職場に迷惑をおかけするのではないかと心配していました。案の定、子どもは保育園で体調を崩し、仕事中に呼び出されることがしばしば。少なくとも月1回以上は保育園から呼び出され、急な早退や休暇の取得が度重なりました。そんな私が実践している、子どもの病気と仕事の両立における工夫・対応を紹介します。
早めに小児科を受診する
私は、子どもに咳や鼻水など風邪の初期症状が見られたら、早めに小児科を受診するようにしています。復職したばかりのころは「咳や鼻水ぐらいなら、保育園に預けても大丈夫だろう」と甘くみていた私。しかし、そういう日は大体保育園から呼び出されるのでした。
急いで保育園に迎えに行くと、ほっぺたを真っ赤にし、明らかに元気のない子どもの姿が。「軽い風邪症状だから」と楽観視したのが良くなかったと猛省した私。風邪は引き始めの対処が大事であることを肝に銘じ、早めに受診するようにしています。風邪の引き始めにしっかり対処することで、風邪が長引かなくなったように感じています。
よく食べ、よく遊び、よく寝て風邪を予防
私は規則正しい生活は健康の基本だと考えており、子どもの食事・遊び・睡眠に気を配るようにしています。食事は、野菜とたんぱく質を多く含むメニューでしっかり栄養をとらせることを意識。日中は、外で体を動かして遊ばせるようにしています。日光を浴びるだけでも体力を消耗するのか、外遊びをした日は特に子どもの寝つきが良くなります。
規則正しい生活を意識した結果、子どもが2歳を過ぎたころには保育園からの呼び出しは3~4カ月に1回程度に激減! 規則正しい生活は子どもの精神面にも良い影響を与えてくれているようで、規則正しい生活を送れた日は機嫌が良く、情緒が安定していると感じます。
職場で利用できる制度を確認
復職する前、私はまず職場の諸規定を確認しました。すると、子どもが病気にかかったりけがをしたりしたときや、予防接種・健康診査を受けさせるときなどに利用できる休暇として、有給休暇とは別に特別休暇が使えることがわかりました。
これは無給ではなく、有給の特別休暇で、子ども1人につき年間5日間まで取得できるもの。