子育て情報『「こんな保育園はNGです!」気を付けて!いい保育園・ダメな保育園の見極め方【小崎恭弘先生が解説】』

2022年4月28日 13:30

「こんな保育園はNGです!」気を付けて!いい保育園・ダメな保育園の見極め方【小崎恭弘先生が解説】

子どもにはいい保育園に通わせてあげたいーー。これは多くの親の願いですが、保育が多様化する中、「どんな基準で選んだらいい?」と悩む親は多いようです。そこで長年保育士として現場に携わって来た大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生に専門家ならではの視点で「いい保育園」「ダメな保育園」の見極め方を教えてもらいました。これから保活を始めるママパパたちの参考になりそうです!

「いい保育園」を見抜く十か条

いったい、「いい保育園」とはどんな保育園なのでしょうか。長年保育の現場に携わってきた大阪教育大学教育学部教授、小崎恭弘先生は、保育園を選ぶ目安として厚生労働省が公表している『よい保育施設の選び方 十か条』をすすめます。

厚生労働省は「よい保育施設の選び方 十か条」

一まずは情報収集を
二事前に見学を
三見た目だけで決めないで
四部屋の中まで入って見て
五子どもたちの様子を見て
六保育する人の様子を見て
七施設の様子を見て
八保育の方針を聞いて
九預けはじめてからもチェックを
十不満や疑問は率直に

「厚労省が提示するこの十か条は、専門家から見ても過不足なくチェックポイントがまとまっていると思います」

乳児ではなく、ある程度子どもの好みや性格が分かるような年齢になっている場合は、子どものタイプにも配慮した方がよさそうです。

「大事なのは、園の方針と保護者の思い、そして子ども自身の性格や特徴が一致しているかです。子どもの性格を考えて選ぶことです。
『園の方針』はホームページで公開されているところも多いですから、いろいろ比べて検討してください」と小崎先生は話します。

例えば保護者が「自然の中でのびのびと育てたい」と考え、外遊び中心の園を選んでも、子どもの性格がその方針に合っていないと、入園後にあまり馴染めないかもしれません。

もちろん、遠いといった物理的な問題や、地域によっては待機児童問題でなかなか希望通りの園に通えないこともあります。自治体によってはたくさんの希望を書くこともできますから、この十か条を参考に検討してみてはいかがでしょうか。

専門家おすすめ!第三者評価が見られるサイト

園選びで小崎先生がおすすめするのは、社会福祉施設情報が集約されているWAM NET(ワム ネット)。

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