<危なかった出産>「やばい、死ぬ。きゅ、救急車呼んで!」息ができなくなり、両親に叫んだ…
切迫早産で入院していたわこさん。無事、退院となり、実家で過ごしていました。妊娠39週0日16時ごろ、突然激しい腰の痛みに襲われたわこさんは、病院に相談し、救急外来に行くか迷います。しかし、「腰痛で救急外来なんて大げさ? コロナ感染のリスクも上げたくないし……」と悩んで夜を迎えると、今度は過呼吸が!
いつものパニック発作だろうと様子を見ていると、症状はどんどんひどくなって……!?
救急車呼んで!
突然の激しい腰の痛みのあと、過呼吸が起こってしまいました。持病のパニック障害の症状だろうと、自宅で様子を見ていたところ、過呼吸はいっこうにおさまりません。
はじめはその様子を見た両親も、いつものパニックが起きているのだろうと思っていました。
しかし、
「ふふふふるえて、ううううまく、しゃ、しゃべれないいい」
とガチガチ震えながら言うわこさんを見て、いつものパニック発作ではないのかもしれないと焦りだします。そしてこのとき熱は39.6度。やがてわこさんは、息ができないほど苦しくなってしまいました。
そのときわこさんの頭によぎったのは、おなかの赤ちゃん……。
「赤ちゃんに酸素がいかなくなったらどうしよう!!」という思いから、
「救急車呼んで!」
わこさんは両親に叫んだのでした。
◇◇◇
みなさんは救急車を要請したことはありますか? 政府広報オンラインのホームページによると、要請するときのポイントは、119番に電話をかけたら、「救急」であることを伝え、次に住所を伝えることだそうです。その時点で救急車は出動するので、その後は落ち着いて、症状、年齢、性別などを伝えるとよいと説明しています。いつ誰が救急車を呼ぶことになるかわからないもの。いざというときに慌てずに対処できるよう、流れを把握しておくと安心ですね。
監修/助産師REIKO
著者:マンガ家・イラストレーター わこ
30代よわよわ主婦。2020年9月に娘を出産し、夫と3人暮らしです。妊娠出産のエピソードや日々の出来事をInstagramやブログに投稿しています。
<危なかった出産>「たらいまわしになるかも?」救急車ははたして搬送先を見つけられるのか…?