2022年9月30日 20:35
専業主夫のワンオペ育児!男性が育児をするには困ったことだらけ…【新しい家族のカタチ】
その2:育児グッズは女性向けのものが一般的
最近、とても便利な育児グッズが多数発売されています。しかし育児グッズも、女性が使うことが前提として作られているものが非常に多いそうです。
ツナ缶さん「例えば、抱っこひも。スポーツをしていて身体ががっしりしている私にとっては、小さすぎて使えないんです。その他にも、育児グッズの多くは『ママも安心』や『お母さんのための』など、最初から『育児=女性』という概念の元に作られて販売されているように思います。これも男性の育児参加を妨げる原因の1つになっていると感じます」
その3:男性が育児をしていると珍しい目で見られてしまう
男性の育児参加について推奨されるようになってきましたが、ツナ缶さんが実際に専業主夫として育児をしていると、珍しい目で見られたり、心無い声をかけられることもあるそうです。
ツナ缶さん「私が娘の定期検診に行くと『今日はお母さんは来られなかったの?』と当然のように聞かれます。『私が専業主夫で面倒をみています』と伝えると、驚かれたり、怪訝そうな目でみられることもあります」
世代によって『女性=子育て』という意識が強いのかと思いきや、同世代でも同じような考えを持つ方がいらっしゃるようで……。
ツナ缶さん「久々に会った友人に専業主夫をしているという話をすると、『お前、男なんだから働けよ、みっともないなあ』と言われたこともあります。その言葉を聞いて、『育児をなんだと思っているのだろう』と内心ではとてもムカついていましたが、笑ってスルー。その友人は結婚をして子どももいます。奥さんは1人で育児を頑張っているんだろうなと同情してしまいました」
世間では「男性の育児参加」「男性にも育児休暇を」と言われていますが、その本来の意図を理解できていない人があまりにも多すぎると感じているツナ缶さん。このような考え方によって、専業主夫の肩身が狭くなり、男性の「本当の意味での育児参加」が増えない原因になっているのではと話します。
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実際に専業主夫として子育てをすると、女性の視点では見えない不便な点がたくさんあるんですね。
社会全体として、男性が育児をすることへの認知は広がってはきていますが、個人のレベルではまだまだなのかもしれません。