子育て情報『「出産・子育て応援ギフト」の意外な盲点!?約8割が現金給付で満足度も高いのに…国はクーポン推奨?』

「出産・子育て応援ギフト」の意外な盲点!?約8割が現金給付で満足度も高いのに…国はクーポン推奨?

目次

・「出産・子育て応援ギフト」は順調にスタートしている模様!
・ギフト形態は約8割が現金給付で、満足度も74%と高評価!
・申請手続きは郵送のみにせず、早めにオンライン申請にも着手すべき!
・満足度が78%と高い現金給付を、クーポン等(現金以外)に統一する必要性はある?
・「出産・子育て応援ギフト」の気になる使い道は?
・実際に申請したママたちの声から見えてきた、現金給付のメリットやクーポン支給の盲点
・調査結果の総括
・「出産・子育て応援ギフト」は対象者の満足度も高く、子育て世帯の助けになっている。一方で、これが「少子化対策」の一助になるかと言うとまだ力不足か。その他のフォローも必要。
「出産・子育て応援ギフト」の意外な盲点!?約8割が現金給付で満足度も高いのに…国はクーポン推奨?


2023年1月から「出産・子育て応援交付金」事業が各自治体によってスタートしました。そこでベビーカレンダーは、出産・子育て応援ギフトの支給対象者(2022年4月1日以降に妊娠・出産した人)722人にアンケート調査を実施。「出産・子育て応援交付金」事業の経済的支援にあたる「出産・子育て応援ギフト」が、妊婦さんや子育て家庭のニーズに合った支援になっているか、少子化対策として一層役立たせるためにできることはないか、独自に分析・考察を行いました。

厚生労働省は4月26日、国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに調査している「日本の将来推計人口」を公表しました。それによると、50年後の人口は現在の7割の8700万人に減少する見通しであり、2022年に80万人を下回った出生数は、2043年に70万人を下回ることなども見えてきました。より実効性のある少子化対策はもちろん、安心して結婚や子育てを望める社会の実現に向け、迅速な対策・対応が求められます。

そんな中、安心して出産・子育てができる環境を整えるため、2023年1月から「出産・子育て応援交付金」事業が各自治体によってスタートしました。「出産・子育て応援交付金」は、経済的支援と伴走型相談支援を一体化させたことがポイントで、妊婦さんやママ・パパのニーズに合った支援をすることを目的に掲げています。
とはいえ、新たな試み故に不明瞭な点も多く、ニーズに合った支援になっているか判断しづらいところがありました。

そこでベビーカレンダーでは、実際に申請・受給した人たちの声を中心に、「出産・子育て応援交付金」事業の経済的支援にあたる「出産・子育て応援ギフト」の内容や10万円分の使い道、満足度など、独自のアンケート調査を実施。また、妊婦さんや子育て家庭のニーズに合った支援となり、少子化対策として一層役立たせるためには、今後どうしていくとより良い事業になり得るのか、独自に分析・考察を行いました。

「出産・子育て応援ギフト」は順調にスタートしている模様!

ギフト形態は約8割が現金給付で、満足度も74%と高評価!

「出産・子育て応援ギフト」は、2022年4月1日以降に妊娠・出産した人を対象に、伴走型相談支援である「面談」を受けることで支給されます。「出産応援ギフト」は、妊娠届出時に面談を受けると、妊婦さん1人当たり5万円相当のギフトが支給されます。

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