「貧乏人の口には合わないかもねw」高級寿司店でボスママに見下された結果、形勢逆転の展開に衝撃!?
と嫌味を言われながらも、気にせずお寿司を注文するパ二子家族。
すると……。
注文したお寿司を食べたパ二子たちから、笑顔が消えたのです。
本物がわかっていない!?
「大将、失礼ですが、これはスーパーの刺身ですよね?」
「は!?」
「鯛も赤身も新鮮さがなく、匂いも独特です。食感も最悪ですし、それにこのネタの切り方は近所の激安スーパーのものと酷似しています」
「な、なに失礼なことを言っているの!そんなわけ……」
パ二子家族の発言に、怒り出すユカリ。
しかし、なぜか大将の額からは汗が滝のように流れています。
すると、大将から「すばらしい!実は本物の味がわかる客がどれくらいいるのか試したくて、激安スーパーの刺身を出してみたんですよ」と、驚きの発言が飛び出します。
「金持ちは”高級”と付くと、それがすばらしいものだと錯覚するヤツが多い。
でも、パ二子さん家族は本物の味がわかる人だ!」
「うそでしょ……こいつらが認められるなんて……」
すると、「みんな、会計はいいから帰ってくれる?」と言う大将。
悔しさで顔をゆがめるユカリ家族をよそに、「産地を表示させている以上、スーパーの刺身を提供したら食品偽装だっての!」と、すぐに通報するパ二子家族。
数日後――。
寿司屋は摘発されて閉店に追い込まれ、今は空き店舗に……。
話題の高級店が激安店の割引刺身を提供していたことは幼稚園でも話題となり、金持ち自慢して行きつけだと豪語していたユカリは、みんなから「味がわからない人」認定を受けます。
よほど悔しかったのか、ユカリ一家は引っ越しをして幼稚園も転園したのでした。
「高かろう良かろう」という言葉がありますが、大事なのは値段や品質を見極め、自身が求めているものが得られるかどうか、なのかもしれませんね。
パニコレ記事をまとめて読む▶
著者:ライター パニコレ
「不妊にも良いらしいよ」長年、不妊治療中の私。→社長がギョッとする衝撃的なものを勧めてきて!?