2023年7月21日 18:40
「昼間は普通に話せたのに!?」妻が意識障害に。目が覚めた妻はなんと…<妻だって死にます!>
幼稚園生の長女と生後2カ月の次女の育児中、突然の頭痛に悩まされた妻。近所の病院で薬を出してもらいましたが一向に良くならず、我慢の限界を迎えた妻は総合病院に行くことにしました。そこでCTをとってみると、脳の血管が血栓によって塞がれていたことが原因による「脳静脈洞血栓症(のうじょうみゃくどうけっせんしょう)」という病気が判明。即入院が決定しました。入院翌日、妻は足をうまく動かせなくなっていたのですが、夫はまったく心配してくれませんでした。
大変重篤な状態です
妻は入院、子どもたちは実家と義実家に預かってもらっている状況で、夫は仕事から帰ると、さっそくビールを一杯。
そこへ病院から「奥さんの容体が急変した」との電話がかかってきました。
ビールを飲んでしまったため車でかけつけることができず、夫は自分の父に病院まで送ってもらいました。
病院にかけつけると、妻が意識障害を起こしてICUに入っていることを告げられました。
点滴やチューブを引き抜かないために手足を固定すること、排尿・排便のコントロールがおこなえなくなっていることなど、夫は衝撃の事実を突き付けられます。
妻は明らかに様子がおかしく、看護師さんや夫の問いかけにも正しく答えられません。夫が家の電話番号を訪ねたときには、数字ではなく意味不明な言葉を羅列するほど……。
そんな妻を見て、夫は途方に暮れてしまいました。
◇◇◇
やっと、ことの重大さに気づいた様子の夫さん。
きっと妻との会話が成り立たなくなったり、自分が妻のおむつを替える必要が出てきたりと「自分ごと」として捉えられるようになったからではないしょうか。
妻さんが無事に回復できることを願いたいですね。
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。