2023年8月11日 20:20
「やっぱり何か隠してるな?」何かを察知した夫。妻に疑いの目を向けてきて<3億円当たった主婦>
主婦の加奈子は夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていました。夫との生活が苦痛だった加奈子はいつしか心の拠り所として、宝くじを買うようになります。そして、宝くじを買い続けたことで、ある日3億円に当せんすることに! すると、モラハラ夫に対する緊張の糸がその瞬間から切れてしまったのでした。加奈子は早速夫に離婚を提案するのですが、夫は「離婚は嫌だ」と主張。さらに、夫婦で離婚について話し合っている所を息子に聞かれてしまうのですが、ショックを隠せない息子に対して、余計な質問をしたことで息子をわざと夫が傷つけてしまいます。
その行動に怒りを覚えた加奈子は、心の中で"あの人はいらない"と強く決意すると、翌日銀行へ向かうことに。銀行に到着し、受付の女性に宝くじに当たったことを伝えると、「別室にご案内しますので、お待ちください」と言われた加奈子。
席に座って待っていると、突然夫が声を掛けてきました。
なぜここにいるのか質問をすると、夫からは「加奈子の様子がおかしかったから、会社を休んで見守っていた」という答えが返ってきました。
さらに、夫は突然「俺主夫になる」と宣言したかと思うと、「会社を辞めれば加奈子と俺は対等だ」と言い出してきました。そして、最後に「お金の余裕があるみたいだし」と言いながら、怪しい表情で加奈子を見つめてきて……?
怪しい瞳で見つめる夫。妻の反応は…?
夫の手を勢いよくバシッと放した加奈子。
「うん、やっぱり何か隠してるな?」
「お前さ、銀行に何しに来たんだ?
まさか……宝くじに当たったとか?」
そう言うと加奈子に疑いの眼差しを向ける夫。
「だって加奈子、宝くじ買ってたもんな?」
夫の言葉を聞いた加奈子は、
思わず表情がこわばってしまったのでした。
◇◇◇
夫は加奈子が何か隠していると勘づいていたものの、何を隠しているかまでは、辿り着けなかったようです。