2023年8月21日 18:00
シングルで貧乏確定…私の元に産まれたかったの?すると院長の妻が<子どもの父親は結婚詐欺師でした>
母ひとり、お金にも余裕がないサキさんには不安しかありません。最初は中絶しようとこの病院にやって来たことを知っている院長の妻は、それでも堕ろさなかったことがすべてだと言い、その言葉にハッとします。
改めて里子の話を尋ねられたサキさんは「育てたい」と答え、すべてを見通していた院長の妻はそう言うと思ったよあなたは立派に育てていける、だから自信を持ってと励ましてくれました。
また、サキさんの長女が面会に来ていた様子を見てさらに安心したと語ります。
「大丈夫」その言葉がサキさんを温かく励ましてくれました。
◇ ◇ ◇
「5日間はお母さんと子どもだけで過ごして」
「5日間は赤ちゃんにだけ愛情を注いでほしかった。お母さんなら手放したくないと思うはずだから」
個室なのに家族と過ごすのもNGという理由はここにありました。出産にはサキさんのようにさまざまな事情を抱えたお母さんがいるけれど、まず最初の5日間は赤ちゃんだけに向き合ってほしいというこの産院の方針でした。
不安をいっぱい抱えたサキさんですが、向き合った時間を振り返って育てたい意志が固まりました。頑張ってほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター マチ
え、計算ミス?出産と5日間の個室入院。告げられた驚愕のお会計<子どもの父親は結婚詐欺師でした>