結婚式直前「ちょっとトイレ」そのまま消えた新郎⇒7年後「やり直さない?」元婚約者が戻ってきたワケ
立て替えたお金を払うように言いました。しかし彼にそんなお金はありません。救いを求めるかのように私を見つめました。
元婚約者が連絡してきたワケ
「俺のことまだ好きなんだろ!? 忘れられなかったんだよな? もう許してくれるだろ?」
「え? 私があなたのこと好きだなんていつ言った?」と私。「だって今も私の心の中に俺がいるって……」と彼はうろたえています。彼のことを忘れていなかったのは事実でしたが、もしまた会えたなら、あの時の恨みを晴らしてやろうと常に考えていたのでした。
「結婚式の費用、7年分の利息をつけて返してもらうからな」とお父さん。今になって請求されると思っていなかった元婚約者は、慌てながら「払えるわけないだろ! こっちは金がなくて、あいつから巻き上げようと思って来たのによ!」と呟きました。
もちろん私が聞き逃すわけがありません。呼んでおいた弁護士を挟み、慰謝料をきっちりと請求したのでした。
どうやら結婚式から逃げた相手も既婚者だったよう。しかしついにバレてしまい莫大な慰謝料を請求されたところで、私のカフェが大盛況であることを聞きつけたのでした。もちろん反省などしておらず、私からお金だけ受け取ってまた逃げる気だったのです。
7年もの月日が経っても相変わらずのダメ男。結婚式当日に失踪したことは悲しい思い出ですが、こんな人と結婚しなくてよかったと心底感じます。人の不幸の上に成り立つ幸せはないと実感したのでした。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
「ホント!?」ブライダルフェアへ行ったら…彼との結婚を確信させる奇跡が!?