「き、気持ち悪いです…」思わず医師に訴えた、出産当日のつらすぎる処置とは<出産レポ>
小さいころからとにかく臆病な性格で、痛いことや怖いことが大嫌い。出産に対する恐怖が強かったしおさんでしたが、「無痛分娩」という存在を知り、なんとか出産へ踏み切ることに。しかし、無痛分娩はまったく痛みなく出産できるのだと勘違いをしていたしおさん。医師から麻酔を打つ前に陣痛を経験すると言われ、不安でいっぱいに……。
また、麻酔のことや出産当日の処置内容などを聞き、しおさんの恐怖はさらに増してしまいます。そのため、入院の前日は一睡もできませんでした。
そしていよいよ出産の日。あぶら汗をかきながら内診台でバルーンの挿入を待ったしおさんですが……!?
不安なまま迎えた出産の日
※陣痛促進剤を投与する際は輸液ポンプを使用します。
いよいよ迎えた入院当日。
内診台に上がり、子宮口にバルーンが挿入されました。
子宮口の中でバルーンが膨らんでいくと「ゲロ吐くかも……!!」としおさんは青ざめます。
バルーンの挿入は無事に完了したものの、陣痛が起こるのはまだこれから。膨らんだ状態のバルーンをこのまま子宮口に残し、自然に外れるのを待つことになります。
しおさんは、バルーンを挿入するだけで体力的にも精神的にもヘトヘトに。想像以上のつらさに心が折れかけていました。するとそこへ救世主が現れたのです。
それは、素敵な笑顔の助産師さんでした。また助産師さんはしおさんが少しでもリラックスできるようにこう言いました。
「初産だし緊張しますよね……」
「でも大丈夫です! きっとしおさんなら乗り越えられますから!」
助産師さんは、私たちが全力でサポートするから一緒に頑張ろうと、しおさんを勇気づけてくれました。気を持ち直したしおさんは、LINEやインスタグラムを投稿するなどの余裕ができたのでした。
◇◇◇
バルーンの挿入を終え、想像以上のつらさに心が折れかけていたしおさん。