結婚記念日デートで元カノに再会「お前とはいつでも来られるから先帰れ」妻より元カノを選んだ夫の末路
まもなく結婚3年目を迎える私たち夫婦。新婚当初は家事を分担し、生活のルールを決めて、楽しく生活をしていたのですが、3年目ともなるとだんだんと曖昧になってしまい、今では家事はほとんど私の担当。休みのどちらかは一緒に食事をしようという約束も守られなくなっていました。
このままではマズいと思った私は、結婚記念日にディナークルーズを予約しました。わざわざ船の上でごはんを食べなくても……なんて最初は渋っていた夫でしたが、結婚記念日なら、と承諾。私は、結婚記念日を機に少しでも関係が良くなればいいなと思っていました。
結婚記念日の再会
結婚記念日当日、私たちは結婚当初の思い出を振り返りながらクルーズ船に向かって楽しく歩いていました。まもなく出港というそのとき、「あれ? 久しぶり〜」と、女性に声をかけられました。
振り返ると、そこには私たち夫婦の同級生であるマキが立っています。実はマキは夫の元カノ。マキの留学をきっかけに2人は別れ、その後私と付き合ったのでした。
久しぶりのマキに夫は嬉しそう。「あのころと変わらずかっこいい!」と言われて有頂天になった夫は、「マキも相変わらず美人だね」と、私には決して言ったことのないセリフを吐き出します。
楽しそうに話をする2人でしたが、クルーズ船の出港が迫っています。「そろそろ行かないと……」と私が遮ると、夫は不満げに「久しぶりなんだからいいだろ! マキ、食事まだだろ? 一緒に行く?」とマキを誘いました。しかし予約しているのは2名分。
今更増やせないと夫に告げると「だったらお前は帰っていいよ! お前とはいつでも来れるんだからいいじゃん」と言って、マキと船に乗り込んで行きました。
散々な結婚記念日
結婚記念日なのに、あまりにひどい仕打ちです。結婚記念日デートが諦めきれなかった私は、船が戻るのを待つことにしました。
船が戻ると、体を寄せ合い腕を組んだ2人が降りてきました。私はサッと身を隠し、2人の後をつけることにしたのです。
案の定2人が向かったのはホテル街。とあるホテルに入っていくところを、私は写真におさめました。ここまできたら待ち伏せしようと決めた私。
手当たり次第同級生に連絡を取り始めました。
不倫カップルを待ち伏せ
同級生に連絡をとったのは、マキの近況をたしかめるため。