2023年12月26日 00:30
「幼稚園にいて!」全力で願うママ。手を震わせながら幼稚園に電話をかけると?<拐われた娘>
主婦のユリは幼稚園に通う娘・サクラを迎えに行くため、バス停に向かいました。バス停に到着すると、次々とバスから降りてくる子どもたち。しかし、いつもなら1番にバスから降りてくるはずの娘が降りてきませんでした。焦ったユリはそのことを伝えると、慌ててバスの中を確認しに行った先生。しかし、戻ってくると、「バスに乗ってないみたいで……」と予想外の言葉を口にしたのでした。その後、先生は申し送り事項が書かれた名簿を確認すると、「おばあちゃんが園まで迎えに来たって担任のメモがありました」と言いました。
「お母さんのほうで何か聞いてないですか?」と尋ねられたユリでしたが、一切何も聞かされておらず……。先生に「すみません」と謝ると、実家に電話をかけました。
すると、すぐに電話に出たお母さん。電話の後ろでは子どもの声が聞こえていたのですが、ユリが娘のことを尋ねると、「ここにはいない」と言ってきたのです。
ユリが問い詰めると、「子どもの声はサクラちゃんじゃない」と返すお母さん。その言葉に"もしかしたら誘拐されたのかもしれない"と、ユリは最悪の事態を想定し始めると、パニックになってしまいました。
しかし、「あんたが迷ってる間にサクラちゃんに何かあったらどうすんの!」というお母さんの言葉にハッとすると、急いで園に電話をかけたユリだったのですが……?
手を震わせながら、園に電話をかけると…?
(サクラお願い!
何かの手違いで幼稚園にいて!)
ユリは幼稚園に電話をすることに。
「はい、花かんむり幼稚園です」
「すみません。はな組のサクラの母です。
今日のうちの子のお迎えなんですけど……」
そう言って、事情を話したユリ。
すると……。
「えっ!保護者じゃない人が娘さんのお迎えに!?
す、すぐ担任に代わりますね!」
電話に出た男性はそう言いと、
すぐに担任の先生へと電話を繋いだのでした。
今の時点では事実が分からない状態なので何とも言えないですが、娘のサクラちゃんがどうか無事でありますように……。ママも娘が見つからないことで気持ちが焦っていますが、何かあったときにとっさに対応ができるよう、連絡すべきところなどを考えておくと良さそうですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
担任の先生の言葉を聞いた瞬間、ママの顔はどんどん青ざめていって…<拐われた娘>