息子が生まれる前、赤ちゃんのお世話をするための用品や洋服などを買い、これで準備はばっちり! と思っていました。しかし実際、生まれてから想像以上にバタバタと過ぎていく毎日のなか、産前にあることをしておけばよかった! と痛感したエピソードをお話しします。
子育て広場で他のママを見てふと気づく
息子は赤ちゃんのころ、あまり寝ない子でした。加えて初めての育児ということもあり、とにかく赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいだった私。そんな夏のある日、市が主催する「赤ちゃんのための子育て広場」というイベントがあると知り、さっそく行ってみることに。
そこには同い年ぐらいの赤ちゃんとママがたくさんいて、久しぶりに夫以外の大人と話せて楽しかったのですが、ここで1人のママを見てあることに気づきました。それは、手足のムダ毛が薄いことです。
いつの間にこんなにムダ毛が……
夏場で手足を露出していたこともありますが、久しぶりに他人の女性と接してみて、初めて自分の手足にムダ毛が生え放題なことに気づいた私。確かに、息子が生まれてから自分のことを後回しにしていた私は、ムダ毛処理を全然していませんでした。
それ以来たまに処理をしていたものの、やはり育児が忙しかったのでだんだんと後回しになっていました。そして息子が3歳を過ぎ、おしゃべりもじょうずになってきたある日、息子の口からショッキングなひと言が……!
「ママってどうして脚がぞりぞりなの?」
親子3人でゴロゴロしていたとき、息子が私の脚を触りながら「パパ、ママってどうして足がぞりぞりなの?」と言ったのです。息子にそう聞かれた夫は「うーん、なんでだろうねえ?」と言葉を濁しましたが、その場はものすごく気まずい空気に……。
そして私は、さすがにこのままでは恥ずかしいと思い、手脚だけでも脱毛をしに脱毛専門のクリニックに行こうと決意。しかし実際、子連れで脱毛クリニックに行くのは手間がかかるし、別料金を払うこともあったりとても大変で、結局、何度か行っただけでやめてしまいました。
今では息子も5歳になり、ある程度手がかからなくなったので自宅でムダ毛処理をしています。
子どもを産むまでは、こんなにも育児が忙しく自分の体のケアに時間がとれないなんて知らなかった私。