「おじさんに会いたくない」私の夫に怯える姪っ子→不審に思った姉が夫を調査した結果、衝撃の事実が!
小さな会社を経営している私。ようやく経営も軌道に乗り、順風満帆な生活を送れると思っていました。しかし、妻が社長というだけで、会社で肩身の狭い思いをしているらしい夫。「周りに何も言わせたくない」と仕事に打ち込むようになっていきました。そんなとき、姉の子ども、つまり姪が「おじさん怖い」と言って、私の夫を嫌がるようになって――?
妊娠を機に、専業主婦になった私の姉。昔から料理が好きで、今でもよく私にふるまってくれています。姪も小学生になり、私によくなついてくれていました。
料理上手な姉
「娘も小学校に入ったし、パートでも探そうかなぁ」と姉。
そこで、私は「週1でいいから、うちに来て手料理作って!パート代は出すから!」「お姉ちゃんの手料理を食べたら、夫も元気になるかもしれないし……」と言ってお願いすることに。
夫は最近残業続きで忙しくしています。会社で何人か辞めてしまったらしく、その穴埋めをする形で働いているそう。あまりに無茶な働き方をするので、妻としてはとても心配だったのです。
姪の第六感
1週間後――。
うちに来てもらう日程を決めるため、姉に電話した私。しかし、いつもと違って姉の返事はなんだか歯切れが悪いのです……。
「何かあったの?お姉ちゃんらしくないよ……」と言うと、「他の誰にも話していないし、あなたも信じられないかもしれないけど……」と前置きして、姉は姪の第六感の鋭さについて語り始めたのです。
「やさしいと評判の人を初対面から怖がったと思ったら、実はその人が詐欺師だったり……」「ずっと楽しみにしていたおでかけに、急に行きたくないって大泣きしたからやめたら、行く予定だったモールに刃物を持った人が現れたり……」
目に見えないものは信じない派だった姉が言うのだから、本当のことなのでしょう。
「子どもの勘って侮れないねぇ」と私が呑気に言うと、姉は一段と低い声で「実はね、ついこの間からうちの娘があんたの夫と会いたくないって言うようになったのよ」と言ったのです。
「娘があんたの夫を怖がるから、気になって調べたんだけど」
「あの人やばいよ、真っ黒だわ」
「すぐ離婚したほうがいい」
「え……」
姉は私の夫のことを興信所に調べてもらったそう。